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行動という表現

2012-06-30
意見を忌憚なく言う姿勢を持っていると、ある時「口先ばかり」と非難されたことがある。ならば、「不言実行」であれば文句はあるまいということなのか。「実行」の後に「結果」を出せば、たいてい他者は何も言わないものである。ある意味で、「結果が全て」の社会において、どんな姿勢で、自己の考えを表現し行動していったらよいかなどと立ち止まって考えることもある。

江戸っ子は皐月の鯉の吹き流し口先だけではらわたはなし

とはよくいったものだが、「口先」が先行して自分の立場を窮地に追い込んでしまう落語の登場人物などは、実に愛嬌十分なキャラクターであり人々の笑いを誘う。場の勢いに任せて、大仰なことを平然と口走る江戸っ子の粋な性格。会話そのものの中に、人々の寛容さや興を愉しむ余裕が感じられる。「床屋政談」などという言葉があるのも、こうした世相の機能を讃えた一つの例であろう。比較的平穏な世相が継続した江戸時代とは、こうした庶民の心の解放を要因として、効果的に作用していたといえるのかもしれない。

そんな観点からすると、実に「世知辛い」世の中になったものである。意見を持ちながらも懐奥深く終い込み、他者が何を言うのかを探る。大勢に影響のない言葉に目くじらを立てて、言葉尻を非難する。非難されるのを恐れるがゆえに発言を控えて、その先において他者とのコミュニケーションが減退する。行きつく先は、無表情で自己を消失した関係か、建前のみを前面に出した会話のみが残存するばかりである。

それゆえに、どんな場合も「行動」が求められる。
思考したことは、「行動」として表現しなければ何も始まらない。
表現すれば、何かが変わり始める。

「行動」は自身を変革し、周囲を変えていく。
そして人が繋がれば、社会が変わる。
「行動」の大切さを改めて自覚した1日。
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[2012/07/01 20:44]
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