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一日一日を精一杯生きる

2012-05-04
1975年に流行した中村雅俊主演のTVドラマ『俺たちの旅』で、中村演じる主役“カースケ”が常に口にすることばがあった。

「一日一日を精一杯楽しく生きればいいんだ」

ベルボトムのジーンズにヨレヨレのシャツ。髪はボサボサの長髪といういかにも時代の雰囲気を表象した身なりの“カースケ”。大学卒業後、企業に入社するがその組織内の窮屈さに嫌気がさして、すぐに退社。一方、親友の田中健演じる“オメダ”は真面目一本やりの性格で、企業組織の論理に巻き取られていくことにも抵抗感を持たず、サラリーマン的な生き方に執着を見せる。また、彼ら二人の先輩である秋野大作演じる“グズロク”は、あだ名の通り何をやってもグズグズという行動ながら、早大出身で美人妻を持ちマイペースな生き方ながら勝機を逃さないしたたかさを持っている。こんな三人を中心にして、東大を目指して複数年の浪人を続けている森川正太演じる“ワカメ”とか、カースケの恋人・金沢碧演じる“ヨーコ”たちが、青春の悲哀・恋愛の葛藤・人生の矛盾などを鮮やかに表現していたドラマであった。

ドラマの主人公が生きた時代とは、かなり世代の隔たりはあるが、なぜかこのドラマで表現されていた生き方に憧れを持つ部分が多かった。「自由奔放に日々を楽しく生きる」という人生の歩み方は、誰しも惹かれる点が少なからずあるだろう。ややことばを置き換えるならば、「自分の意志でやりたいことを志して生きる」ということであろうか。ドラマの中で、3人を中心にした面々は、各自が社会的体裁として抱えていたものを振り捨てて、“何とかする会社”を起業し、どんな要望にも応えるという便利屋会社を共同経営する。まさに現代的(既に70年代に第一次ベンチャーブームがあるので、同時代的ともいえるのだが)にいえばベンチャー企業の走りなのかもしれない。

極論すれば、「明日死んでも後悔しない生き方」
明日なき今日を精一杯生き抜く、
そして朝陽にまた次の希望を見る。

時代は変遷し感性も多様化した今だからこそ、
新たに生きるとは何かが問われている。
自分自身の確立した意志を尊重し今を大切に生きる。

「青春」などということばも、
遠い彼方に忘れ去られているような世情。
今一度、この国が活力を増す為にも、
カースケのことばが、今こそ身に染みて貴重なのかもしれない。

「一日一日を精一杯生きればいいんだ!」
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[2012/05/05 11:44]
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