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肩甲骨・骨盤・股関節

2011-12-20
 東アジアに発した政治指導者死去の報を昼前に知る。近隣国として日本の外交や内政にも少なからず影響があるだろう。2011年もあと2週間というこの時季に、様々な論評や所感が世間を駆け巡る。だが、今日という1日を生きる自分のスタンスは変わらない。逆に言えば、この政治指導者にある意味での違和感を持ちながら、それほど深いことまで知らない自分がこうした際に露見される。ただただ、拉致問題が1日でも早く解決してほしいと願うばかりで、あとは何もできず何も動けない自分がいるだけだ。それでも、このくらいの言い訳は書いておかないと、本日の本題に入れないほど、この問題が今後の日本にも大きな影響があることだけは深く自覚しておきたい。


今年もあと2週間となり、来たる2012年に向けての助走が始まったと意識する。元日に決意すると、習慣化する間に1月が過ぎ去る印象があるので、この2週間が移行期間であると位置づけた。そんな心構えでいると、朝からスムーズに事が運んだ。冒頭に述べた衝撃的ともいえるニュースにも動揺せずに行動が貫けたのも、こうした心の構えができていたからである。一通りの仕事を終えて、この日はジムにてパーソナルトレーニングのデモ的な少人数イベントに参加することになっていた。
参加の動機は、時折見舞われる膝の痛みである。日常生活で街を闊歩している際などは全く問題がないが、激しい衝撃のあるスタジオプログラムの後や、長距離走などの後に左膝が痛む。野球をやっていたことや、その後のソフトボールコーチをやっていた際に打撃投手を多く務めた経験が、左膝を擦り減らしたという感覚をもって、この痛みの原因として受け入れている。何とかこの痛みを身体的に補強改善する方法はないものかと考え、パーソナルトレーニングに参加した。

45分間のトレーニングに参加者4名。冒頭にトレーナーの方がトレーニング趣旨の説明をしてくれた。そのポイントは、“肩甲骨・骨盤・股関節”である。この3か所に連動する小さな筋肉や関節、端的に言うならば“肩・腰・膝”において、その大元となる大きな筋肉や関節が動かないと、必ず細部に痛みが来るのだという解説である。例として、駅などの階段を昇る際の人々の足の動きを観察してみよう。その大半の人が、膝から下しか上げることをせずに、小さな動きで昇っているという。股関節から動くように足を上げている人は稀であるというのだ。ましてや日本的な通勤ラッシュのイメージと重なり、駅の階段というものはいかにも不健康なイメージを我々に提供している。そこに、都会的人造物に支配された現代人の“痛み”という病が潜んでいる。

能書きはともかく、実際のトレーニングに入った。壁を後ろに肩・肩甲骨・腰・臀部・踵などが接触するように直立する。その際に自分の身体がキツいと感じる部分は、弱点であるという指摘。姿勢の矯正というものが最重要なトレーニングの“構え”であることを知る。更には床に座り足を前に投げ出し、背中を壁に接触させる。股関節の折れ曲がり具合や足裏側の柔軟性が暴かれる。男性でトレーニングをしている人が陥りがちなのが、ウエイトトレーニング重視で、柔軟性を無視していることだという。外見ばかりを追い求めると筋肉肥大ばかりを求めるが、目に見えない柔軟性には無頓着となる。身体能力は、むしろ柔軟性によって支えられていることを知る。
その後、肩甲骨周りのトレーニングから。人間が腕を挙げられるのは、三分の二までが腕の力でも可能だが、真上まで挙げるには必ず肩甲骨の可動が不可欠だという。その可動域に柔軟性を欠くと、肩凝りを始め様々な“痛み”に悩まされる。肩甲骨の可動域を拡げるストレッチ的なトレーニングを2種類実施した。
次に、四つん這いとなり肩甲骨と骨盤との連動を確認。背中を反らせる状態と丸める状態でこの二か所が連動して動くことが自覚できた。猫背でも反腰でも姿勢としてはよくない。その適切な連動が生まれる位置が望まれる。
最後に股関節。仰向けに寝るか直立した状態で、片足を伸ばしたまま、どこまで前に挙げられるか。股関節の柔軟性と大腿筋の強さが試される。足を挙げたあとは上半身をどこまで前屈できるか。更には、やや足を開いてその内側から手を伸ばし自分のつま先を掴む。蛙のような姿勢からスクワットの如く、膝が前に出ないことに注意して立ち上がる。トレーナーの指摘では、小生の場合、男性によく見られるように臀部に柔軟性がないことが足の可動域を制約しているのだという。骨盤と股関節周辺の大きな筋肉を動かさずに、単純な動きにしか対応しない膝関節やその周辺によって力を出そうとしている不合理が、膝の痛みを誘発しているらしい。

そうこうしているうちにあっと言う間の45分間。小生自身の備忘録としても、その流れをレポートとして小欄に記録してみた。


体幹と呼ばれる大きな骨とその周辺の筋肉。その可動や柔軟性なくして、正常な身体運動は覚束ない。日常的においてどれほど“小手先”だけの身体運動で誤魔化した動作をしていることか。

2012年の身体的な目標は、これである。
「体幹の可動域を拡げる柔軟性獲得とその周辺の筋肉強化」

東洋的身体運動であるヨガや太極拳などにおいても、意識せねばならないこうしたポイント。

「柔よく剛を制す」の格言にあるように、柔軟性と可動域の広さは仕事や研究にも必要な心構えでもある。

米国の野球史に名を刻んだ東洋の天才打者・イチローが、体操選手並みな柔軟性を見せるストレッチをしていたことが新ためて脳裏に浮かんだ。
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