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真っ白な手帳

2009-12-06
5日(土)朝から晩まで息をつく暇がない1日。昼食も取れず気付いてみたら夕方6時になっていた始末。1日を終えて、この日の手帳を見ると真っ白で、毎日記しているはずの起床時間すら書いていなかった。使用している手帳は、毎日毎日の書くスペースが大きく、何でもない1日こそ大切にというコンセプトで制作されている。数年来使用していた手帳老舗会社の製品から、本年より鞍替えしたところである。使用した感覚はなかなかよく、小欄を書く際も、この手帳の記事をもとに書いているというわけだ。

 しかし、この日は手帳に記事がない。こんなに余裕のない1日は人間らしくないということ。午後は、ほぼ延々と対象は途中で変更されながら面接が続いていたという状態。人と話すのは好きではあるが、こうも固定が続くのは精神を疲弊させる。仕事が終われば、同じような境遇の同僚たちと1杯と思いきや、リーダーの音頭取りはなし。みんな忙しいから解散だという。このような役職に就く気は毛頭ないが、もし自分がこの役職なら、部署の社員を労う酒に利害関係なく投資するだろう。それが温かい心というもの。

 胃袋も心も冷え切って帰宅。仕方なく家にあるチョコレートをつまむ。もちろん腹の足しにはならない。こうなればいつもの寿司屋。行くと馴染みの板さんは休みらしくていなかった。またまたがっかり。せいぜい店長が、ネタをどうぞと振舞ってくれたのが救いだ。カウンターの角の方の客が、煙草をふかしていたとき、老年のおばさんが一人で来店。どうも煙草が苦手らしい。その煙たなびく席しか空いておらず、困った表情。自分の右隣の壁際が空いていたので「いかがですか」と声を掛けた。その後、しばしおばさんと会話。どうやら最近、この地に越して来たらしい。特に話題が興味ある内容であったわけではないが、寿司屋のカウンターの一興である。近所のグルメに関しての情報交換が有効であった。

 一人の割には飲み過ぎた。最後には珍しく四国・愛媛の酒を一献。新潟の酒ばかり飲んでいたが、いろいろと試してみるのも自分の世界観が変わってくるはず。気負いばかりが先立ち空回りした1週間。肩の力を抜いて自然体で脱力感の中から真実を生み出そう。
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