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公平かつ客観的な・・・

2009-10-01
 30日(水)。ある書物の編集委員を仰せつかった。自分には重荷かとも思いつつも、このように評価していただいた出版編集部の方に感謝するばかりである。単に自己の能力を評価していただいたというだけではなく、以前からの人間関係の中で利害なきお付き合いを大切にしてきた結果が、このような評価につながったと感じている。人と人との関係は、どこから不思議な芽が出てくるかわからないものだ。その上で、自分が日常的に自然な状態で他者を尊重できるかというのは、非常に重要な社会での生き方であると思う。

 編集委員会の発足会に出席。その道でのビッグネームの大学教授や実践家が集う。大変著名な大学教授にご挨拶した折、「学会を通じてあなたの名前は知っていました。」というご返答をいただき、恐縮しつつも嬉しい限りである。自分が意図する道において、「公平かつ客観的に」評価されていることが、何よりもありがたいことだ。社会の中では、特に組織に属すると、「不公平かつ主観的に」評価を下されることも多い。物事に対して批評的であればある程、組織では嫌悪されてしまう場合がある。されど、孤独であったとしても、「批評的」な物の考え方を失えば、人間として生きている価値もないはずだ。

 発足会では挨拶に終始した感があり、帰り路に馴染みの寿司屋に立ち寄る。日本酒と好みのにぎりで、しばしカウンターの店長と雑談。利害なき会話の中から、明日への活力も養われるというもの。「さっき1匹つぶしたんでぃ」と水槽の中を指さして、活き造の一部を特別に握ってくれた。この小さな一つのにぎりこそ、常連たる私への「公平かつ客観的な評価」か?いや、他の客には「不公平かつ主観的」に映るのかもしれない。単にカウンター越しの人情が通っただけ。「公平不公平・客観主観」と尺度を作ってみても、やはりそこに対話とコミュニケーションが最重要であるという、酔っ払いの戯言を囁きつつ9月が往く。
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