fc2ブログ

宇宙への憧憬

2011-09-19
 子供のころから宇宙への憧れがあった。TVでウルトラマンシリーズを見て、異星人の存在が真実だろうと信じていた。そしてウルトラ警備隊などに入隊して、宇宙をウルトラホークで駆け巡りたいという憧れも抱いた。そんな「異星人が真実だろう」は未だに否定も証明もされていないことである。それほど人間と宇宙との付き合いは果てしないもので数十年で解決するものではない。

 現在、国際宇宙ステーションに搭乗している古川さんも、ウルトラシリーズに憧れて、現実に宇宙飛行士になってしまったのだという。もともとは外科医であったが、医師になって9年後に、毛利さんが広報する「宇宙飛行士公募」を偶然見て、「自分の人生は!」とその道を志したという。その思いっきりはというのはやはり宇宙という限りないロマンの誘惑によるものだったと想像に難くない。

 この日はNHKで「宇宙の渚」シリーズがBSを含めると長時間にわたり放映されていた。人類のロケット製作の歴史やアポロ計画なども含めて、「宇宙への憧憬」が心の中にある小生としては、ワクワク感が抑えられなかった。月に向かう為には、破格の推進力で高速飛行ができるエンジンを製作しなければならないと懸命に取り組み続けたボン・ブラウン氏の足跡。土星の外周リングの更に外側にあるリングには、水蒸気を発している衛星・“エンケラドス”が存在しているという紹介。更に生物存在の可能性がある水ばかりの惑星“グリーゼ581g”。そこにどんな生物が存在しているかを推測する生物学者もいる。全て「宇宙へのロマン」がこうした探究心を煽るのである。


 このように未だに小生自身も「宇宙への憧憬」はやまない。しかし、古川さんと違い宇宙関係の仕事を志さなかったのは、ひとえに理系科目が苦手なのと遠心力に対しての耐性がないことによる。物理は極めて嫌いであるし、遊園地のコーヒーカップでも御免蒙りたいくちである。(上下落差ならまだ挑戦の可能性が残されているが)

 ならば、どこでこの「宇宙への憧憬」を形として叶えるか。

 それは宇宙の中でも奇異な存在である「人間」を探究することに至った。人間の使用する言語・文化・文学とは、果たしてどんなものであるのか?それを解明するのも宇宙ロマンへの答えとして外れている訳でもない。この地球人たる人間の営みこそ、宇宙最大の謎であるという気がするのだ。これぞ人文学の新たなるスタンスではないだろうか。


 考えてみれば「ウルトラシリーズ」は物語であった。特に“ウルトラセブン”に描かれた異星人視点からの人間批判や心のドラマには涙した。今やウルトラ警備隊の連絡装置であるTV腕時計レベルは、身近に携帯という形で現実化している。だが心の部分、異星人が現れることにより、自らを地球人と認識する視野の広さには至っていない。

 ぜひとも地球人として「言語・文化・文学」の追究する使命を叶えてみたいものである。
関連記事
スポンサーサイト



tag :
コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://inspire2011.blog.fc2.com/tb.php/687-824f387c

<< topページへこのページの先頭へ >>