fc2ブログ

地域社会を創る

2011-07-11
 様々な意味で地域社会が崩壊したと言われて久しい。近所付き合い・向こう三軒両隣・町内会の行事・公立小学校での諸行事・区民の集い等々。どれも形骸化してしまっているか、高齢化していて年代層分離が進んでいると言わざるを得ない。ならば、これから生活の中心となる、30代40代はどのように地域で生きたらよいのか?

 居住マンションの管理組合に携わって3年になるが、話し合いの内容は実務的な内容が殆どだ。3月の震災を機にコミュニティーの活性化を訴えるべく、専用HPの情報欄活用などに少々着手してみたが、反応は鈍い。エントランスやエレベータで会えば挨拶は交わすが、それ以上の関係にはならない。改めて東京を大地震が襲ったとしたら、マンション内で助け合うというような人間的な関係が築けるかどうか、甚だ疑問である。

 不安を抱いていても始まらない。それなら地域社会を創ればいいのだ、という発想転換に至った。馴染みのカフェを拠点として、そこに集まる常連さんたちとの交流。住むマンションも(都心なので殆どの方がマンション住まいなのも特徴的だ)、仕事も違えば、生活環境や感覚も微妙に違う。しかし、その輪の中は不思議と変なこだわりもなく、自由に会話ができる雰囲気がある。職場や所属組織のしがらみに囚われることなく、自分が素直に自分を表現できるコミュニティーのような感覚がある。たぶんみんなが新たな自分を発見したかのような感覚で、交流しているのであろう。

 住むマンションが違うことで、非常事態の時も情報交換が可能だ。ライフラインの状況・食糧確保の問題・地方自治体の情報把握等々。仕事が違うことで、様々な方面からの情報を知ることもできる。そんな様々な発想の方々がいるという、ある意味で雑種性にこそ強みがあるように思う。

 まあ非常事態の話はさておき、日常的な懇親には、組織的な利害や相互の牽制等が不要だ。スポーツ・旅行・芸能・グルメ等々の楽しい情報交換をしているだけで、その場は自然と和やかな雰囲気になる。今のところ10名程度の仲間であるが、新たな地域社会を創っているという感覚にさせられる。


 その拠点となっているカフェ。店主夫妻の温かい人柄が、我々常連を結び付ける。お店の料理の美味しさも抜群であるが、そこから新たな人間的化学反応が生じている。

 「地域社会創造カフェ」

 小説の題材にでもなりそうなリアルな環境が、今身近に存在している。
関連記事
スポンサーサイト



tag :
コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://inspire2011.blog.fc2.com/tb.php/623-b8db7499

<< topページへこのページの先頭へ >>