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じいさんの笑顔

2009-11-23
22日(日)早朝からソフトボール大会に参加のために家を出る。風はないがこの時季としてはかなり冷え込んで、その上時折の小雨模様。重ね着に重ね着をして、なんとか寒さを凌ぐ。大会では自身がプレーするわけではなく、マネージャー役。ベンチで試合を見守るというのは、更に寒さが身に沁みるのだ。

 ソフトボールという競技は、元来がマイナーであり、トップレベルの試合であってもTV中継されることは殆どない。日本チームがオリンピックで金メダルを獲得して、少しは脚光を浴びたが、それでも日本のトップリーグがどのような試合をしているのかという認知度は社会的に低い。しかし、一般人がこの競技に取り組むことにおいては、硬式野球と比較すると大変親しみやすく、多くの人が楽しめる競技となる。(だいたいにしてトップリーグを始め、大学以上の試合で野球の硬式球に匹敵する革ボールを使用していることさえ、知らない者が多く、オリンピック優勝の立役者・上野投手がTV出演した時なども、番組はゴムボールを用意して握りをさせていたという始末だから)特に今回参加の大会は、素人がソフトボールに取り組んでその魅力を知ろうとする機会を設けるという、草の根的な競技人口の裾野を広げるための大会である。

 この大会は、勝利至上主義ではなく、大会を運営し参加するチームの人的な交流に支えられている。大会の創設からして、このような考え方でソフトボールの裾野を広げてきた御大の功績を讃えてのものなのだ。その御大、既に80歳を越えておりながら大変元気に、この日も試合会場に姿を見せてくれた。我々は、尊敬の念を込めて彼を「じいさん」と呼んでいる。

 じいさんは、いつも笑顔だ。しかも「俺がいれば雨は降らない」と豪語する神通力の持ち主で、この日も天候が心配されたが小雨程度、予定の試合は全て消化できた。じいさんは、賭けが好きだ。この日は馬の方には投資したかどうか定かではないが、人生の遊びを堪能している。ゆえにソフトボールで采配をふるっていた頃も、本塁突入などで一か八かに賭ける果敢さが目を引いた。

 ほぼ1年ぶりに会ったじいさんは、「君に逢うと若返るよ」と元気に告げてくれた。こうした寛容で包容力のあるじいさんが、多くの子供にソフトボールの魅力を提供してきたのだ。野球は、プロがやるもので「観戦するもの」という位置づけをする場合が多いが、やはり人間は実際にやってみることで、理解できる度合がかなり違ってくる。TVで観ているだけでは何も分からないことの方が多い。しかし、現在、こうしたスポーツを通した人的交流が減少してきている気もする。野球を観て机上の空論の方が喧しい場合も多い。スポーツを通して自身が不可能であったことを可能にし、他者との葛藤やチーム内での組織作りに加えて、自身の長所・短所を見出すのはとても大切なことだと思う。じいさんの笑顔は、尊大に言えば教育の一端を支えているのだ。

 身体が冷え切ったので、帰宅して即刻ジムのサウナへ。1時間以上身体を温めては交互に水風呂にも浸かり血行促進。おかげでかなり温まってきた。帰りがけにいつもの中華屋。思わず「紹興酒熱燗!」と注文。その温かみは全てを忘れさせてくれた。その上に麻婆豆腐丼を食べたら、その辛さに身体は温かみが十分に戻った。帰宅してメールなど少々。1日中、外にいて寒さに凍えた身体は予想以上の疲労。明日に備えて9時半には英語を暗誦してから消灯。即深い眠りの底へ。
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