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#うたごたつ やってます

2024-02-24
なぜ前に「うた」がつくと、「こたつ」が「ごたつ」になるのだろう?かつて中国の人が経営する中華料理店で、壁に「牛ガツ」と貼られていたメニューが気になり注文をした。湯気を立てて来たのは「牛の胃袋」を甘酢がけにした代物、少し口にしたが食べるのは困難と判断せざるを得なかった。店員も見兼ねて「食べられないね」と心配したが、僕の頭には店の人が「(とんかつなどの)カツ」を日本語を存分に習得したので「ガツ」と濁音にしたのだと感心したのが注文に心が動いた要因だった。(「ガツ」が胃袋の意だと頭に浮かばなかった)文法ではこれを「連濁」と呼ぶ。僕らは通常は「清音」のものを、言葉が連接することで無意識に「濁音」にしている。言葉が身を寄せ合うことで「ごたつ」になり、人々がそこに足を差し入れて身を寄せ合う雰囲気の「ごたつく」の趣旨が出るようにも受け取れる。

宮崎大学短歌会の井口寿則さんを中心に、宮崎市中心部の若草通りまちなかキャンパスにて「うたごたつプロジェクト」(アーツカウンシルみやざき申請)なる企画を開催している。昨日が初日で「外国語で詠む短歌」「歌につながることば集め」などの企画が行われ、後者には僕も参加した。アーケード街の屋根の下にこたつが二台用意され、まさに短歌ブームの牽引役ともいえる若手歌人としてゲストの平出奔さんらが身を寄せ合っている。。まさに大学生の部屋のこたつがまちなかに再現されたようで、その「ゴタゴタ感」に街ゆく人も目を留めていく。人と人とが身を寄せ合って「うた」を詠み合う。もしかするとこんな若者が語り合う原風景こそが、「うた」の根源的な存在価値なのかもしれない。


*本日24日(土)12:00〜18:00開催
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