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2023年度卒論発表会

2024-02-13
自ら問題意識を持ち探究する姿勢
これまでの学びとこれからの姿勢を見つめ直すために
「簡単便利」に済ますようなことがなきように

午前中から1日をかけて、学部国語専攻の本年度卒論発表会が開催された。教育の現場では「主体的対話的」「個別最適」「探究的学び」が求められる中、かなり昔からこの要素を満たす大学生の学びが卒論であろう。個を「主体」としながらも指導教員を始めゼミの仲間や後輩との「対話」から、自らの立ち位置を定めていく。あくまで「個別」に選択した「最適」なテーマについて自らが問いを立てて「探究」し一定の見解としての結論を導く。また動機や目的を明確にし先行研究を総覧し批評的な視点を持って自らが探究する道筋を見定めていく。さらにはその「思考」を一定の期間内に論文形式に則って文章化することで公開できる形式に仕立て上げる。どの過程もが、教師をはじめ社会人として仕事をする上での自立に必要な資質・能力の礎になるものと思う。

小欄では個別な卒論内容への言及は避けるが、卒論に向き合う際に心得て欲しいことを記しておきたい。喩えるならば、「安易にコンビニ飯を食べない姿勢」を貫いて欲しいと思っている。一人暮らしの学生などでは、どうしても食事をコンビニに依存している者がいる。それはそれで致し方ない部分もあるだろう。あくまで喩えとして、理解していただきたい。自らのテーマでも研究を進める過程でも、指導教員や参考文献からヒントを得る機会は少なくない。助言や先行研究を無批判に取り込み鵜呑みにすれば、自らの思考を通していないために当該の観点に対して脇の甘い論となることは明らかである。自らが食材の産地や新鮮度を吟味し、一番美味しく食べられるような調理法を検討する。面倒な事前の仕込みを怠ることなく、調理にも時間的余裕と細心の注意を払いながら丁寧に仕上げる。こんな手間暇を惜しんではならない。これは教師が「授業づくり」をする際にも共通して言えることである。僕自身が安易にコンビニ飯を食べない理由は、こんな思考を大切にしたいと思っていることに通ずる。

感染拡大元年に入学してきた学生ら
大学近隣の小学校での実践検証もさせていただき
対面の発表会、そしてゼミ打ち上げまでできることの幸せ


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