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集ったら「声の文化」で語り合おう

2023-12-04
9回のオンデマンド視聴+6回の対面講義
まずは集中対面講義3コマ分を実施
やはり集まったら「声の文化」を大切にしたい

もう既に「新聞を音読して読む人」は、「絶滅危惧種」となった時代か?いや絶滅したことも忘れられたかもしれない。「昭和」の時代ころまでは、老人で「新聞を音読する」人が見らても決して不思議ではなかった。「音読による(文章)享受」が「黙読」に変遷し始めたのが、明治30年代から40年代、祖父祖母にその世代を生きた人・生まれた人がいれば「新聞を音読」することが身体化していたはず。そう考えると「黙読による享受」になってから、まだ110年ほどの歴史しかないことになる。その後、「声の文化」は「国語授業」の「音読」に意味を忘れられたまま、残存しているゆえに多くの児童生徒が違和感を持ちながらも説明されないままやらされているのが実情である。地域教育基礎教育科目「『短歌県みやざき』ことばの力と牧水入門」の第1回目の集中講義3コマ分を実施した。その進め方は前述の「声の文化」を存分に活用する形を採用した。

受講者40数名を、所属各学部が混ざり合うようにまず班を作る。最初の第1セクションは、「牧水の声と音に取材した歌」12首ほどを班内で読み合い、一番の「推しの一首」について「音読で紹介」してから「魅せられた要点」をコメントするという活動から。9回分のWeb上のコンテンツでは視聴して課題レポートに「書く」活動が中心になる。「孤」の中で牧水短歌を「文字」によって考えるように制作してある訳だ。よって学生たちが対面講義に出てきた際には、存分にそのリアルを活用すべく、「音声」を使用する機会を中心に展開する必要がある。5月以降、マスクも任意になった教室では、やはり発言コメントも聴きやすくなった。学部を超えたこの日に出逢った仲間たちと、声で語り合い声で考えを発表し合う。第2セクションでは「故郷の母と延岡」について同様な活動、第3セクションでは「宮崎を詠んだ歌」を取り上げながら「宮崎の良さ」を語るという活動を展開した。90分×3コマ連続という長丁場であったが、時間を忘れるほど学生たちの豊かな「声の文化体験」が教室に展開した。

「たぽたぽと樽に満ちたる酒は鳴るさびしきこころうちつれて鳴る」
なぜか人気があったこの酒の歌
次回は2月上旬に短歌創作のワークショップである。


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