半覚醒で新しい朝に出逢う
2023-08-22
誕生の日付「21日」のちから若者のちからをいただき新しい感性で
自分をまた追い越して
目覚めた時の感覚や思うことを、最近は特に大切にしている。睡眠中に脳内は整理され、己にとって必要な情報だけが残るという脳科学的な物言いに実感が持てているからかもしれない。よほどその後の予定に余裕がない時以外は、目覚めてすぐに起き上がることはしない。車の急発進が危険なように、適度なアイドリングにより身体に起き上がることを知らせてから起きるべきだと考えている。その一環として脳内を内観するとともに、外部から体温を客観的に測ることが習慣化している。さらに体温ばかりではなく、心身の状態を見つめていく。酒宴の翌日はそれ相応に、筋トレ効果が出ている日は筋肉に刺激があるなど、己の「新しい朝」のための時間である。
先日、歌人・馬場あき子さんのドキュメンタリー映画において「明け方の半覚醒ぐらいが歌を作るにはいい」というような趣旨のことを語られていた。微妙に感覚に揺らぎがあり適度に内観でき雑念がない状態ということなのだろうか。同様の趣旨を、NHK「仕事の流儀」で俵万智さんが語っていたことも思い出される。今回の第13回牧水短歌甲子園では、題詠に「新」があったせいもあるが「新しい」ということを考えさせられた。優勝した都立武蔵高等学校の歌は、今までの大会の流れの中でも「新しさ」を感じさせてくれた。あらためて「こんなに自由に生の自分を投影していいのだ」という若さの特権が十分に表れていた。いま「特権」と書いたが、「若さ」とは年齢ではない。常に自分を内から外から見つめ直し、新しい朝に出逢い続けることだ。僕の誕生日の日付「21日」は、いつも何か新しいものをもたらせてくれる。
「今日」という大切な1日
覚醒ののちに小欄に書き付ける
けふもまた「自分を追い越そう」!
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