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予断を許さない航空便

2023-08-10
まだまだ確実なものは何もなし
「出発地悪天候のため天候状況を確認しています」
なんとか本日中に東京へ着くことを祈る

今朝起きてみると、航空会社からのメッセージがあり「天候調査のお知らせ」とあった。予約便を振り替えに振り替えて本日の当該便に至ったのだが、今もまだフライトに「注釈」が付くことになんとも言えない気持ちにさせられた。もとより本日が目的たる「国語教育全国大会(日本国語教育学会主催)」の初日で、東京都文京区の筑波大附属小学校で「公開授業」と「研究協議」が行われるのだ。当学会では「教育実践」を研究の中心に据えており、実際の児童たちによって行われる「公開授業」が大きな目玉となっている。それを大きな学びの楽しみとしていただけに、今回の台風への恨みは大きい。だが「自然には抗えない」などと思い込もうとしたり、かと思うと「こんな地球にしてしまった近現代の人類」に思いを致したりもしている。それにしても航空機の運航というのはまったく予断を許さないものだ。こうして小欄を書くうちにも、さらに「注釈のない便」への振り替えを敢行した。

今現在、書斎の窓を開ければ雲は厚いが雨は降らず風もほとんどない。あくまで素人判断ながら航空機に問題はないと今の僕なら考える。だが長引く台風通過のため、航空機の機体ぐりの上で東京から搭乗機が果たして宮崎まで飛んで来られるのか?など実情を深く想像して冷静に判断をしなければなるまい。「定時運航率」が高いこの国の公共交通機関は気象状況に大きく左右され、何より利用者の「定時で当たり前」という感覚が無用な混乱を生む場合も多い。海外旅行のご経験がある方なら感覚が違うと思うが、常に「予断は許さない」と思っていないと特に航空機には乗れない。こんな心の面は「安定=平和が当たり前」とする、この国のいわゆる「平和ボケ」の構造と類似している。「定時運航」は航空会社の一人ひとりの社員が、あらゆる可能性を考えて日々の仕事に真摯に向き合っているから成されているのだ。ゆえに航空会社は決して責められない。などと気を落ち着けて、本日のフライトに問題がないことを祈っている。

近現代が産み出した社会構造を見直すときが
自分自身と他者へのやさしい想像力が求められる
若山牧水が考えていた近現代と自然との関係をいま一度。


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