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だれやみ日曜夜会ー疲れなきは意欲

2023-07-24
心の花選者の黒岩剛仁さんをお迎えして
東京歌会のこと、巨人についての昔話など
だれやみと明日への意欲!

前日の公演の疲れはいかに?と思いきや比較的早く起きる朝。起床してすぐに、その日の予定が頭を巡る習性がある。その中で「楽しい!」と思えることがあると俄然に元気に活動を開始できる。ゆえにむしろ「楽しい!」を探すようにしているのかもしれない。もちろん「辛い苦しい」がないわけではない。人は誰しも心にのしかかる重みを、持っているはずだ。だが何事も意欲的に前進しようとすることで疲れは取り払われる。宮崎には「だれやみ」という方言があって、「だれ=疲れ」を「やみ=止み」と語を分解するとわかるように、「疲れを休める」を基本義に「晩酌」のことを指す言葉である。様々な心にのしかかる重みも、酒を飲むことで「だれやみ」とするわけである。

この日は夕刻から、心の花選者の黒岩剛仁さんをお迎えしての宮崎歌会懇親会が開催された。県内国富町ふれあい短歌会に講師として招かれた黒岩さんとの楽しみな時間となった。もう4年ほど心の花では全国大会が開催されていない。ゆえに選者と諸々のお話ができる機会は貴重である。短歌が紙の上・文字の上だけにならないためにも、まさにこうしたふれあいの時間が大切であろう。会の中では『心の花』会誌の編集の現状、選歌・編集作業のこと、1500号記念号や記念大会のことなど、大変に興味深いお話を聞くことができた。おまけに僕自身が幼少の頃から後楽園球場に通い詰めた話を、大の巨人ファンの黒岩さんとすることができた。最後は野球選手がよく訪れる宮崎餃子の名店で締め括り。誠に「だれやみ」を超えて、疲れとは意欲が乗り越えさせてくれると思う宵のうちであった。

自らにのしかかる重みが短歌を詠ませてくれる
決意も新たに意欲が湧いてくる酒
ちょうど「ニシタチ歌集化プロジェクト」が朝日歌壇に紹介されていた。


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