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やり切って副交感神経の宵へ

2023-07-15
次から次へと眼の前に現れる仕事
恩師はチャンバラに喩え「荒木又右衛門36人斬り」
そして金曜日のよい(宵・酔)へと誘われて・・・

計画して研究や仕事を進めていると、予期せぬ仕事が眼の前に現れることがある。必然的に持ち時間は圧迫され、融通が効くものは後回しにせざるを得なくなる。ここのところ小欄でも流行りの「タイパ」ならぬ「時間の使い方」に言及しているのは、こうした事態にも上手く対応したいがためである。次から次へと公の顔をしながら仕事をこなす、心の健康を考える際によく言われる「交感神経優位」な状態である。時に集中度が増すと「フロー」な状態に入れることがあり、「時間以上」と思われる仕事の仕上がりに至ることがある。だが「仕事」は自らのペースだけで進むわけではない、多くの「先方」とのやりとりには予想もしないイレギラーに対応しなければならないことも少なくない。とはいえ、こうした「仕事」に自らの研究も含めて、波に乗って流れを作ることが肝要だと最近は思う。

「忙しい」のはもちろん僕だけではない、妻もたくさんの仕事に向き合っているのだと実感する。この日は朝から「お互いやり切ろう」と声を掛け合い、金曜日であるゆえに気合を入れ直した。僕の人生の師ともいえる恩師は時代劇がお好きで、「荒木又右衛門36人斬り」の話をよくしてくれた。先生は入試問題に向き合う際の心得として、「又右衛門のように相手が36人と思う勿れ、1人1人が相手だと思い集中せよ。その結果、36人に対処できるのである。」と言い聞かせてくれた。「又右衛門」の話は俗説的な言い伝えであろうが、まさに多くの仕事に向き合う際の心得として秀逸である。チャンバラの場合、「1人」への集中を疎かにしたら自らが「死」に至るしかないのである。などと考えて、この日は7時過ぎまで仕事に集中し「斬」った。その後は妻と近所の焼鳥屋へ、「この時間を目標に頑張れた!」とお互いがジャージに着替えるように副交感神経優位に変遷していくのが自覚できた。

この後は「何をせねばならない」のない時間
豊かな金曜日の「よい(宵・酔)」へ
「やるだけやる、意気地のない人生なんてふざけるな!」


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