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集中するための時間分割策

2023-07-14
1コマ15分×αセット
合間に息継ぎのような潤いを
余剰な時間でできることに向き合う

講義をする際に、自ら「ちびまる子ちゃん方式」と名付け実践していることがある。90分の講義を6分割し【準備→目標→課題提示→対話→共有→振り返り】と「1テーマ15分の枠」を意識して進行することだ。これは担当する僕の意識であるとともに、「ギアチェンジ」を明示することで受講する学生たちに意識させることが大切である。漠然とした90分は、眠くなり課題意識が保てない。随所で「今は何をする時間」という意識が相互に働いてこそ、豊かな学びが醸成されるはずだ。「サザエさん」の約7分程度では短く、仮に30分間一方的に話し続けると明らかに学生たちの集中が切れるのがわかる。人間が集中できるのは、せいぜい15分程度という説もある。ゆえに15分ごとに「息継ぎ」を入れれば、再び集中モードになることができる。

これは元々は講義ではなく、僕の大学受験勉強時の計画の立て方に由来する。自分だけで編み出したのではなく、何冊かの参考文献を読んで活用した。英単語・古文単語は「15分×1セット」、問題演習は「15分×2・3セット」、英語長文読解・現代文読解となると「15分×4・5セット」と「15分」を単位としたコマを組み上げる。自ずと「15分」という時間感覚が身につき、90分の試験を受ける際にバランスよく問題に取り組めるという効用もあった。基本的に今に至るまで、研究や実務に費やす時間もこのように編成している。読書なども小さな「15分継続枠」として、寝る前「15分」とか、昼休み「15分」などと隙間時間を活用する。また急に余剰になった時間を発見した際も、「15分刻み」で何ができるかを考えて実行するようにしている。この「セット」が有効に働いて来ると、実に仕事も順調に回るのである。

大切な時間ゆえに切り刻んで茹でやすく
セットの合間に自らへの「ご褒美」をお忘れなく
小欄なら「15分×2・3セット」で書き上げている。


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