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タイパー時間が何を生み出すか

2023-06-22
「コストパフィーマンス」=費用対効果
「タイムパフォーマンス」=時間対効果
効率化・時間消費などの志向から和製英語の造語として

もう15年以上になるだろうか?基本的に「朝型」の生活を送っている。確か当時、脳科学者の茂木健一郎氏の著書やSNS発言に啓発され、「脳のパフォーマンスが一番高まるのは朝から午前中」という指摘を実践したからだと記憶する。小欄もその一環で始めたわけで、前日に心に残ったこと・成し遂げたこと・経験したこと等々の「効果」を文章化して自分のために保管し役立てようと思ったからだ。「効果」としては、考える習慣がつき、文章は抵抗なく「約1000字前後=30分」で書き綴ることができる心身になった。また睡眠時間も脳は作用していて、朝起きてすぐの脳は前日の記憶で必要と思われるものが整理され残っているという脳科学の理屈で小欄を実践しているわけである。

NHKクローズアップ現代6/20放映で、冒頭に書いた「タイパ」のことを扱っていた。日々の流れに身を任せるのではなく「自ら積極的な行動を起こすための時間」というような意義が番組全体から読み取れた。自らがルーティンと決めていることは、果たして「タイパ」の良いものなのか?と省察する機会にもなった。誰しもが人生の時間が限られているならば、なおさら公平な「持ち時間」から何かを生み出したいと考える。研究・創作・趣味・健康・交流(対話)あらゆることが、どれほど・どのように「時間」をかけるかの産物である。最近の若者は「倍速視聴」などを好むと云う。読書も画像視聴も慌ただしいのは嫌な性分からすると、やや疑問を抱かざるを得ないが、「倍速」でこなした方が得策な行動があることも意識した方がよさそうだ。などと思いながら小欄というパフォーマンスにかけられる時間が残り僅かとなった。

「せかせか」ではなく「小さなゴール」の達成感
朝の使い方を再考しつつ
決して焦らず見逃さず豊かな時間を生きてゆきたいと思う。


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