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自由詠ー宮大短歌会23年度6月歌会(1)

2023-06-14
今の自分を映し出すのか
学生たちの清新な視線を読み味わう
梅雨空のもと図書館に集いて

宮大短歌会6月第1回目の歌会が開催された。出詠10首、出席者9名、梅雨で断続的に雨が降りしきるなか附属図書館の一室に集まった。今回は久しぶりの自由詠、会員の「いま」がどのような歌となるか、その取材と素材のあり方にも興味深いものがあった。出詠歌の素材は「かさぶた」「ヨット」「遺伝子」「虫」「鏡」「ツバメ」「SF」「幼稚園」「真面目」「猫」であった。季節観や生活実感を伴いつつ、学生生活で言いたいことが三十一文字に流し込まれている。

発見としては、既に「コロナ読み」から学生たちは回復していること。僕には「巣籠もりのベッド」と読める歌を、「地震」などと「コロナ禍」には関係ない学生たちの読みが新鮮だった。オンライン講義などにより、「コロナ」による苦労はむしろ教員である僕らの方に染み付いているのかもしれない。また「かさぶた」の状態を心象風景のように詠んだ歌、「ツバメの巣」への温かな眼差しが読める歌が高点を獲得した。僕はなぜか、幼稚園の頃に母に送ってもらう自らの姿を想像した1首を詠んだ。

講義で紹介した「サライ」の一節が脳内を巡り
詩歌によって自らの心が次第に癒されていくのがわかる
歌会前に夕食を済ませるため、母のお手製ハンバーグを食べた。


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