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そんなにスマホがしたいのかー個別になった誘惑

2023-04-06
歩きスマホならぬ自転車スマホ
ヘルメット以前の危険行為とも
かくいう己も作業中の誘惑として

今月から、自転車の乗る際は「ヘルメット着用が努力義務」になった。既にメディアなどで喧伝されているが、街中でも着用は小学生・中学生ぐらいでなかなか「大人」の着用率は高まらないようだ。それでもヘルメットの受注は一定の数があり、品薄な現状に効果が出たとの見方もある。しかしヘルメット以上に危険だと思うのは、「歩きスマホ」ならぬ「自転車乗りスマホ」である。以前に自宅周辺の遊歩道を夜にウォーキングに出ると、こちらは懐中電灯で前を照らしていながら向かいから自転車のライトが近づいてくる。すれ違うのが近くなっても向かいから来る自転車が僕たちを避けようとしない。先方の様子を照らすと、まさに「自転車スマホ」の中学生たちなのであった。速度がそれほど出ていないのが幸いであったが。

歩いたりましてや自転車で移動する際まで、スマホ画面を見ていなければ気が済まない情報があるのだろうか?否、たぶん必要不可欠であるわけではなく、明らかにスマホ依存な生活の為せる技なのだろう。以前にも小欄に書いたが、犬の散歩をしている少年が中学生となりスマホを持ち出した途端に「スマホ散歩」に変わり、僕からの挨拶にも無愛想になったことがあった。次第に連れられている犬の表情が、心なしか曇り気味なのを僕は察知した。かくいう己もだいぶスマホから得られる情報とともに、金銭支払いや交通系チケットなど実用的にもスマホが不可欠な生活になっている。Webデータベースの年間会員にもなっているので、辞書を引くのもスマホを活用することが少なくない。デスクの傍に置くとどうしてもその誘惑にかられるが、仕事・研究中は「自転車スマホ」に等しいと自らを戒めている。

テレビなら持ち歩きはできなかったが
今やどんな動画でもゲームでも可能に
AIの発達は僕らの予想以上に早く、やがて多くの人が支配されることになりやしないか。


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