あらためて年頭の目標を見つめる
2023-02-01
1月は早く過ぎ去ったのか次年度へ向けて様々な〆切もあり
そしてプロ野球キャンプが始まり球春到来
いま2月1日早朝の宮崎はまだ暗い。こんな中で身近な空間にキャンプに訪れているプロ野球球団の選手でも、特に「今シーズンこそは!」という決意を持って目覚めている若手がいるかもしれない。先ほど寝床から起きて最初に、こんなことを考えた。プロ野球選手にとって「2月1日」こそが「元日」、秋までの長い1シーズンが始動する。もちろん奮起する選手こそ、「2月1日」までに心身を仕上げておかねばならず、これまでオフの鍛錬が物をいうのは言うまでもない。だが明らかに「意識が変われば行動が変わり、行動を変えれば結果が出てくる」ということだろう。「プロ野球」といえば、初任校に勤務していた20代の頃に多くの教え子が甲子園を経験しその世界に飛び込んだ。「プロ」となった彼らを陰ながら応援しつつ、僕自身は果たして「教師のプロ」としていかがなものか?と大きな疑問を抱いた。その意識が僕を再び大学院という「研究・教育のプロ」の場に引き戻した。それから四半世紀の時が流れたが、毎年の年頭の決意ではあらためて自らの「プロ意識」を問うようにしている。惰性や馴れ合いで「研究・教育」はできまいと。
今朝一番にプロ野球選手の「意識」を想像したのは、自らの「年頭目標」を再認識せよという啓示だろう。手帳の「1月1日」に記した目標をあらためて見直し、この文章を記しつつ自らの「プロ」としての今年の進捗を確かめる。1ヶ月で何ができたか?日々の意識は高いものがあるか?諸方面と連携して実施する活動は、多くの人々との関係を良好に保っているのか?あらためて今日は、「プロ野球選手」のような気持ちで春に向かう2月の日々に賭ける思いを抱いている。大学では4年生の卒業論文や次年度指導教員届(ゼミ決定)の教務係への提出が〆切となった。卒業への集大成と希望のある学生時代を築くため、学生たちも意識を持って決意をしている。などと考えると僕らの仕事は「指導者」としても「プロ」でなければなるまい。やはり初任校では、全国大会常連のサッカー部があったが、その指導者の意識から学んだことも計り知れない。旧弊に囚われずに「やり方」さえ意識を高くすれば「全国制覇は現実となる」、といった趣旨を指導者がいつも口にしていたのを思い出す。誰しもが「初日」は、意識を持って物事に臨むだろう。ただそれが常に継続するかどうか?「プロ」として大成するか否かは、常に意識の更新をし続けるかによるのだと思うところである。
1月にできたこと物足りないこと
いまここで持てる意識と行動と
今月は宮崎に滞在する「プロ野球」から多くを学ぶ月でもある。
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