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極端な気候が生存を脅かす

2023-01-30
地球温暖化がもたらす極端な寒さという矛盾
偏西風の蛇行を北極の解氷が助長していると云う説
寒暖差による心の面の不調を訴える声も

宮崎は南国で北国よりも恵まれている、とはいえ今年の寒さはやはり身に沁みる。少なくとも宮崎に自宅を構えて10年目となるが、水道管の凍結を心配し対策を取ったのは初めてである。TV報道でもトップニースにて、豪雪や寒さによる自動車の立ち往生や交通機関の乱れなどを報じることが珍しくなくなった。思えば真夏においては最高気温の報道がくり返されているわけで、我々は確実に「地球温暖化」のニュースを毎年のように重ねて受け止めていることになる。暑さ寒さの問題は日本に四季の観念が浸透し、いつかは「春(暖)・秋(涼)が来る」と待望する心があるためにむしろ「一時凌ぎをすればよい」と考えがちなのかもしれない。だが極端な寒暖差によって、人は心の面の不調をきたすのだと心理学での指摘もあると云う。

矛盾のようだが現在の際立った寒さは、「地球温暖化」の一現象であるらしい。概ねそんな予想はして小欄にも匂わすことは書いていた。この日に朝の報道番組を観ると、明らかにそれを指摘していた。本来は北極上空に留まるはずの強い寒気が、偏西風の蛇行の影響で日本付近まで南下してくるのだと云う。しかも北極の氷が溶けてしまうことが、偏西風の蛇行を助長しているという専門家の指摘を番組は紹介していた。確かに日本のみならず、この冬の立ち上がりは米国東海岸での極端な寒さが報じられていた。特に北半球の国々が、地球温暖化によって変質し「北極の寒さを被っている」状況が現在なのである。この気候変動は人間の生存を脅かし、まさに人類の存亡を危機に曝す大問題である。地球規模であるゆえにあらゆる国の連携・協力が不可欠である。ところがむしろ現在は地球温暖化を加速するともいわれる戦争が勃発し、各国が武器供与をするのみで終結への道筋は見えない。地球の「滅亡への時間時計」はあと「1分30秒」に迫ったのだと発表された。もう時間はない、地球を終わらせないために人類の叡智が試されている。

気候も感染症も人類への警告があるにもかかわらず
愚かで野蛮な諍いをしている場合ではないのだ
金持ちや横暴な指導者だけが生き残れる地球に未来はない。


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