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「セコムしてますか?」−ヤカンの火症候群

2009-11-11
 10日(火)「セコムしてますか?してないんですか?」とキムタクが、長嶋監督の映像を見て「言ってるよ」とつぶやきつつ、声を真似るCMは印象深かった。現在は新しいものになり、医療ドラマの役者という想定のキムタクが、手術の場面を撮影中に「ヤカンの火消したかな?」と不安になり、急にスタジオを飛び出し家にバイクで帰るというもの。ヤカンの火は消えていたが、ホッと一息とばかり家でコーヒーを飲んで撮影に戻ろうとバイクに乗るのだが、その途中でまた「ヤカンの火・・・」と不安になるというCMだ。なぜこのCMを引用したかというと、「ヤカンの・・・」に似たような不安にかられたからだ。

 朝の出勤前、シャワーを浴びていると急に「昨日は当番で社内巡回をする日だったのではないか?」という不安が脳裏をよぎった。その瞬間から、行動が鈍くなり、もし現実だったらどうしたらいいかという不安が込み上げてきた。会社には夜間、警備員が常駐しているから、とりたててその巡回をしていなくても大きな影響があるわけではない。正直なところ、それほど重要な意味を感じないが(つまりは、あまり意義を認めていないこと自体が、仕事内容を空に通過させてしまうのだが)、社内慣例がそのまま何ら見直しされずに、当番制で残存しているという状態だ。されど、出勤中も含めて社内に着いて当番表を確かめるまでは、その不安で動揺している自身が存在した。結局、当番は来週の月曜日であったのだが・・・。

 日常的に、「家の鍵を閉めたかどうか?」が気になる時はある。しかし、それは鍵を掛ける行為が「無意識化」され、家を出るという一連の行為の中で習慣となっているからだと思っている。そのため、鍵を閉めた直後に、意図的にドアを引っ張り(その行為に物理的意味はまったくないが)閉まっていることを音と感触で印象に刻みこむようにしている。ほぼ、その行為により「鍵」への不安は払拭される。それに比べると、この朝の不安は特別だったように思われる。やはり会社に対しての不安・不満が一つの心理となって浮かび上がって来たように感じたのだ。「セコムしてますか?」のように、保証を確信するがごとく、会社での既得権に溺れて生きる方々には、想像もつかない不安感であろう。この既得権益堅守を旗印にした方々には、会社に対する革新的な意見・行為が、甚だ迷惑だと映るみたいである。どうやら、社内で正常に過ごしていくための賞味期限が自身の中で超過し、その精神的保証は瓦解していることを自覚するのだ。

 午後にもプロジェクト委員会の会議。その膠着した要領を得ない議事進行にも改めて閉口。確信は深まる、「セコムしてますか?してないんですか?」という問題ではないということを。

 夕刻からは精神的開放区である英会話。その前の夕食はビーフシチュー。精神も身体も癒してくれるひと時だ。英会話は、最近フリートークでほとんどの時間が過ぎるのだが、この日は、「香山と上野の講演・シンポ」について話した。少しは調べておいたが、心理学や社会学の講演内容を、英語で伝えるのは難しかった。専門用語をいかに日常語で簡単に英文化するかということを学んだ。この学びで、肩の張りや偏頭痛も解消。「学ぶこと」はセキュリティー会社以上の、安心と補償を提供してくれる。

 帰宅してしばらく読書。再び音楽で眠気が誘発されたので、英会話フレーズを3ページ分音読して就寝。
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