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書斎ひとり回顧そして年末の諸々

2022-12-31
書斎の今年の雑誌を書棚・書庫に整理
資料を辿れば諸々の人々の顔と短歌が浮かぶ
そして馴染みの店や親友へ年末の挨拶なども

今年も大晦日となった。日頃から「毎日を大晦日・元日」のように過ごせたら、どんなにか時間意識に敏感になれるものかと思う。だがそれでは毎日が窮屈すぎて、息継ぎができなくなりそうなので363日間を「日常」と呼ぶのだろう。その大晦日にならないうちにと、30日はあれこれとしたいことが山積している。まずは正月の買い出しを母と、時代は変わったとはいえ「正月の準備」は僕が幼少の頃からの昭和時代に経験した雰囲気で過ごしたい。「すき焼き」など「我が家の定番」の材料を買い出す。宮崎に移住してから「宮崎牛」を安価で購入できるのも大きな土地の恩恵となっている。帰宅して年賀状コメントを仕上げ、やっと郵便局に投函。その足で知り合いの地元産品市場へ、玄関飾りのしめ縄をスーパーではなく購入するのも宮崎に来て以来の慣習だ。長らくコロナや日常の忙しさで訪れていなかった市場だが、店主の屈託のない明るさに救われて元気をもらった。帰路には、これも馴染みの蕎麦屋で年越し蕎麦を購入。どこのお店の人とも馴染みであるのが、やはりこの地域に住むことの利点でもあり喜びである。

その後は書斎の整理に入る。「日常」に任せて今年の歌会やイベント企画などに使用した資料や新聞記事が時間順に山積されている。引き出すには時間順が便利なのですぐに仕舞い込まないのだが、ここで区切りをつけて指定の棚や書棚に納める。ついつい自らが記した文章などの一節を読み耽りそうになるが、この日の時間も限られているので先に進める。それにしても今年も様々な企画に参加したものだ、とあらためてコロナから回復しつつある「短歌県」の豊かさが知れる。あらためて今年の元日の目標を手帳に見返すと、達成できた目標も多い。だがまだ物足りないと思う部分も少なくない。「目標」とは達成できるかできないかの境目の一歩上の塩梅が大切。「物足りない」と思う部分に「悔しさ」を感じ、そのバトンを来年に繋ぐのである。夕刻になり、母の故郷の新潟から届いた餅を親友に渡したくて電話する。すぐさま親友は、我が家の玄関先に寄ってくれた。縁起物の「晩白柚」と初物「苺」をむしろいただく。毎年毎年の積み重ねだが、この10年間で得られた人との交流は誠に尊い。年末の宮崎事情など世間話を玄関先でして、「気が向いたら・・・」とさりげなく別れる感覚もよい。かくして年末の準備が整いつつ本日を迎えている

「年の瀬になっちゃったね」と親友の言葉
この365日をどう生きたのだろう
明るい来年がやって来ますように!


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