自制するこころ
2022-12-04
急激に寒さも増して風邪のような症状に見舞われる
原則は疑わしきは自制せり
先週来、妻にやや風邪のような症状が見えたが高熱が出るわけでもないので、事なきを得たと思っていた。するとやはり今度は僕に風邪のような症状が表れた。高熱が出たわけではないのでとは思いつつ、金曜日から予定していた笹公人さんの歌集読書会や、この土曜日の「老いて歌おう」表彰式や講演会については自制して参加を泣く泣く断念した。笹さんの新歌集『終楽章』は僕にとって今年一番とも思える歌集で、「老い父への接し方」という意味で体験的な共通項もあった。歌集を謹呈いただいてからというもの、その内容にも触発され自らの作歌を活性化させてくれる存在であった。ご本人にも長文の感想のお手紙をお送りし、直接にお会いできて話せるこの両日をかねてから待ち望んでいたのである。誠に悔やんでも悔やみ切れないほどの葛藤を抱え込みながら、今回は自制することに徹することにしたのだ。
読書会の同時刻に静養のため寝ていると、読書会会場に参加している夢を見た。会場にはいるのだが、どうしても喋ることができない。歌集について言いたいことを、いくつも用意しているにもかかわらずである。誠に不思議な夢であった。その後、読書会後に懇談している宮大短歌会の学生に「幽体離脱して(僕が)行っていなかった?(オカルト短歌を詠み続けてきた)笹さんなら見えたはずだけど」という冗談のラインを送った。するとすかさず「笹さん、見えてました、とのことです笑」と返信があった。参加を控えた僕が参加できる唯一SNS活用の上での方法であった。また「老いて歌おう」についても、昨年は僕自身が登壇し馴染みのある大会であるがやはり自制が妥当と判断した。会自体が高齢者の会であること、風邪であっても僕の母などに移すのは憚られることなどを第一に考えた。静養の甲斐あってだいぶ体調は回復した。誰かの決め台詞ではないが、「これでいいのだ」と思っている。
それにしてもW杯では選手も観客も対策などなく
これからの時期は風邪もインフルも胃腸炎なども
賢く怖れる、何が「賢く」なのかを見極めていきたい。
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