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テーマ詠「芋」ー宮崎大学短歌会10月歌会その1

2022-10-04
秋の香りたつ芋
「石焼き芋」の売り声の言い方も議論に
「フードロス」の時代に「芋」の大切さも考える

後期授業開始初日にして、宮崎大学短歌会歌会を開催。今期は月曜開催を月2回定例としていく方針である。この2年半ほど、新学期が始まる際は「オンライン」という措置が続いたが、今年度は全面対面の大学の方針が貫かれている。よって学生のサークル活動及び行動制限も大幅に緩和された状況である。よって歌会も附属図書館の一室での対面開催として、念のために「オンライン」の用意はしたがWebを介しての参加者はいなかった。出詠11首、参加6名、テーマ詠は秋の季節を感じさせる「芋」である。ちょうど野菜売り場には、色のよい「甘藷」が並ぶ。宮崎県内では南部の串間市が産地として有名だが、鹿児島ではないので「薩摩芋」とは呼ばず「甘藷」という漢名をこだわりで使用すると聞く。とはいえ「芋掘り」などに取材した歌は「むかご狩り」の一首のみ、多くが「食品」としての歌になったのも時代を反映していると言えるだろうか。

芋の煮え具合、ゲームキャラ、冷凍ポテト、おなら、ケーキ、芋皿、石焼き芋、甘露煮などが今回の主な素材。果たして「おなら」はテーマ詠として適切かどうか?という点も議論になった。また「石焼き芋」の売り声に関する歌は複数に及び、日本全国でその言い方が定着していることを考えさせられた。「おいも、おいも、おいも〜、いしや〜きいも、おいも〜」というあのリズムはどこからできたのだろう?短歌にする際に韻律面で「おいも〜」は五音分、「いしや〜きいも」は七音分の尺があるなど議論は盛り上がった。また伸ばすと音声の中で「イ段音」が消えやすくほとんど「しやーきいも」に聞こえることを指摘する歌もあった。最近はその売り声を聞くことも少なく、本当に「石焼き」をしていることも知らない若者も少なくない。果たしてどの時代からの文化なのか?などが調べたくなった。

秋としては暑い1日
「芋を食べるとおならが出やすくなる」というのも共通認識か
今期も学生たちの短歌の交流が楽しみだ!


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