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偶然の友にもらう元気

2022-09-27
2日間のオンライン研究学会の疲れが
研究室で眠気に襲われ頭が冴えない
近所の親友と偶然に近所の店で元気をもらう

オンラインによる研究学会は、出張移動の負担もなく研究費も節約ができる。誠に利点ばかりと思いきや、ほぼ1日半を丸々パソコンに向かっているのは身体にそれなりの大きな負担なのだと実感する。講義でも同様のことを感じるが、「オンライン」で研究室から「動かない」ことで余計に疲労度が増す。パソコン画面の光は眼精疲労を増長させ、身体は歩かないことで脳も活性化しない。講義や出張で「動く」ことには、人間としてそれなりの意義があるのだろう。単純に考えて脚が退化したら脳も働くなるというのが、高齢者などの問題としても顕著なことである。スマホを始め「オンライン」の利用によって、更なる「生活習慣病」の増加が懸念されてもおかしくない。この2年半の「コロナ禍」により、僕たちはさらに「動かない」生活を余儀なくされている意識を持たねばなるまい。冒頭に記したように疲労のためか、この日は研究室での仕事にまったく精彩を欠いた。

妻も仕事がハードで、残業を余儀なくされると言う。先に帰宅してカレーでも作ろうかと思いきや、妻は夕食も出る残業だというので余計に料理のモチベーションが下がる。そこへ来て前述のような疲労、身を引き摺るように帰宅して自宅至近の焼き鳥屋の扉を開けた。すると近所に住む親友夫妻の顔が飛び込んできて、向こうも偶然に驚きの笑顔を見せた。まさに「渡りに船」だと心の中でつぶやき、彼らの隣のカウンターに座らせてもらった。前週の台風通過にまつわる周辺の諸事情、コンビニを含めて多くの店が臨時休業で食料調達が困難であったとか地域の話題でも新たな情報が入ってくる。この親友夫妻との付き合いは、まさにこの地域に住むことの意義を実感させてくれる。また何より異業種なのがいい。諸々の話題によって脳内の違うところが刺激されるようで、疲労感が焼酎お湯割りの湯気のように飛んでいくようだ。まさに「対面」の妙を実感。そういえば「オンライン学会」に決定的に欠けるものは、懇親会(飲み会)であることを忘れてはなるまい。

話題は日本の将来を憂えることまで
「気の置けない友」とはこういうことだ
動いて人に出会ってこそ生きている実感が持てるものだ。


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