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長い昼ー台風14号九州縦断

2022-09-19
願うは九州全域で被害がないこと
万全の準備で自宅に籠りつつ
どんな状況でも「したいこと・できること」

9月18日15時10分 宮崎市に「大雨特別警報」を気象庁は発した。南海上から九州を縦断する進路予想の台風14号、先に鹿児島県には「特別警報」が出されたが、進路の右側に当たる宮崎県にとってもかなり厳しい状況が予想された。昨日の小欄にも書いたが「今まで経験したことのない」という言い方を、気象庁予報官が会見で述べる。類するものとして「数十年に一度」などもあり、話に聞く宮崎の過去の被害のことなどが頭をかすめる。自宅周辺は「たぶん大丈夫」とは思いながら、「最悪」の場合を想定するのが災害対策の基本と考えたい。同時に宮崎県内、いや九州全域、さらには台風の進路全ての地域に被害が出ないように祈る。例によってニュースは同じ内容のくり返しとなり、次第に緊張感を失う効果をもたらすかのようだ。ある意味で自宅から出られない「長い昼」をやり過ごす1日となった。

「特別警報」が出て以降、スマホに「緊急情報」なる表示が音とともに届けられる。「緊急地震速報」と同じ設定らしく、マナーモードのままでも音まで付いてくる。同じように「避難所情報」とか地域に限定した情報が届くのは、スマホの災害時活用としては有効なものといえるだろう。ただただニュースを観ているのもと思いつつ、こんな状況でも読み続けたくなるのはもちろん歌書である。閉鎖的になっている自身の心を、大きな言葉の宇宙の中へと旅立たせてくれる。よく「無人島に行くなら何を一つ持ってくか?」という仮想の問いがあるが、まさに「特別警報」で身を案じつつ「したいこと・できること」こそが、自らの人生の柱ということかもしれない。かなりの強風が自宅の外壁に吹き付け、激しく雨戸を打つ音が絶え間なく続く。大河ドラマを観るまでは日曜日だということも忘れていた。その後、断続的に小さな停電が数回くり返された。次第に風向きが変わり、台風の進路と上陸という変化が自覚できた。家に籠るのも、思う以上に疲れる。人間は何と勝手な動物なのだろう。

鳥たちは、そして岬馬など野生の動物たちはどうしているのだろう?
今後もさらに台風は巨大化して行くのだろうか?
雨戸に守られながらとりあえず就寝へ。


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