涼しい風がもたらすもの
2022-09-08
朝晩の心地よい涼しさ身体はいかなる影響を受けているのか?
日の出の太陽の位置も変わってきた
沖縄方面に停滞し東シナ海から北東に抜けた台風11号、温暖化のためか「西進」するという変則的な動きを伴い、沖縄方面には長い時間にわたり停滞した。台風一過の九州では、一気に秋の空気感となり朝晩の外気が涼しく心地よい。日中はさすがに気温が上がり冷房を入れてしまうが、小欄を書いている早朝などの外気はちょうどよい涼しさをもたらせる。日暮れがだいぶ早くなった夕方、帰宅した後には窓を開放し虫の音を聞きながらの夕食もよい。猛暑であったせいもあるが、今年の秋ははっきりとした輪郭をもってやってきたような印象だ。元来、古典和歌で詠まれた季節観では「涼風」によって「秋」を察知する。「風の音」が変わるというわけだが、「音」の要素には単に聴覚的なものではなく、「触覚」も作用しているように思う。鳥の鳴く音も、虫の囁きを背景に、「聴く肌触り」のような感じが秋を連れてくる。
最近はそうでもないが、若い頃は気温が下がると体調に変化が出ることが多かった。暑さに耐えて身体を維持していた免疫系たちが、少し休養を求めるということだろう。そんな夏の疲れをうまく収めるためにも、食事の内容が重要だと最近は思う。食事・運動・睡眠、この3つのバランスをいつも以上に心がけたい。夏の疲れがあるからと運動しないのはいけない、むしろ「動く」ことで疲れの要素を締め出していく感覚だ。「運動」というと「疲れる」と思う向きもあるが、ストレッチやバランス感覚を整える「運動」を最近は多く選択する。身体を動かさなければ凝りは取れず、自らの力で動かすことで真にほぐれていくと考えたい。また食事で最近特に心がけるのは、良質な「タンパク質」の補給。朝食の「卵」「納豆」、昼食でも「たんぱく質」が入るものを選び、夜は「肉」「豆腐」を意識して食べる。食欲の秋には、必然的な理由があるようだ。
雲の性質がだいぶ変わってきた
虫たちの行動にも変化が見える
9月をうまく過ごして後期へとつなぐ。
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