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立ち止まり深呼吸を

2022-08-25
走るのをやめられない
焦らず立ち止まり深呼吸をしてみよう
ガチガチの身体では先に進まない

もうそろそろ小中学校は、夏休みを終える。学校図書館司書教諭講習に参加していた方々が、折に触れて「始まる」ということを口にしていた。片やお盆前まで採点・評価に追われ、今もなお確認が続く大学業務は一向に「夏休み」になったという感覚が個人的にまったくしていない。お盆休みは親友が宮崎を訪ねてくれたので、もちろん「夏休み」として徹した感はある。だがその後1日をおいて4日間連続(土日を挟むが)、朝から夕刻まで講習があった今年の日程のせいでもある。世間一般の人からすると「夏休みが長くていいですね」とよく言われるのだが、これは中高教員をしていた頃からそうだ。中には皮肉たっぷりに給油に行くたびにそう言うガソリンスタンドの店主がいて、その都度に「部活はある。講習はある。」と言い返していた記憶はある。確かに昭和の時代は、「夏休み」を丸々を旅行している「先生」などもいない訳ではなかった。新学期の9月の授業はほとんどが「旅行の土産話」という同僚がいることを生徒から聞かされたこともある。それも隔世の感があり、今や小中高大とどの学校種でも「夏休み」に余裕さえない過酷な労働条件になっているのが現状である。それを今も、世間は知らない。

先週来、身体がややガチガチでほぐすことを大事にしている。先ほども小欄を書こうとPCに向かうとやや朦朧としてしまい、スマートウォッチが察知したのか1分間の深呼吸をしたらよいと提案された。考えることも様々あって、特に短歌に向き合う脳の部分が疲弊している感覚がある。それでも宮崎大学短歌会の歌会の題詠に向けて歌をまさに「ひねり出し」、歌会で得票をもらい学生に批評されることで「息継ぎ」ができたような感覚にもなる。ストレッチなどをしていても、思わず「呼吸」を忘れている時がある。身体が柔らかく反応するには、「呼吸」が不可欠である。寝る前に「深い呼吸」をするだけで、安眠度が違うと聞いたこともある。今月はあまりにも走り続け過ぎたとも思う。今こそあらゆる面で「深呼吸」が必要な時なのだろう。身体が柔軟さを失えば、必ず痛みが出る。「痛み」というのは「痛む箇所」に原因はないと東京で懇意にしていたスポーツトレーナーから聞いたことがある。既に猛暑を超えて、空気は秋になり始めた。立ち止まり深呼吸をして、心身をほぐす時間が必要かもしれない。

新鮮な空気を身体に取り込むこと
「せねばならない」と思い過ぎないこと
立ち止まるのを恐れずに時にゆっくり歩いてみる。


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