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大切な時間を親しき人たちと

2022-08-15
盂蘭盆会の宵
語り合う親族の声
そしてまた親友の来訪へ

珍しく昨日は、小欄もお盆休みをいただいた。13日より妻の実家に赴き、昨年の初盆に続き義父の霊を迎える時を過ごした。義姉家族もともにして、様々な話題を語り合う時間は貴重である。何と決めていたわけではないが、こうした場で語り合うことはあらためて自分自身の存在を確かめることになる。とりわけ甥っ子を前に語った「20代をいかに生きたか」という記憶の反芻は、現在こうした仕事をして宮崎にいる自分の姿を客観的にみるためのものとなった。世代間というのは、こうした語り合いの中で次世代に引き継がれて行くのだろう。まさに天国にいる義父の思いやりある心遣い、「精霊会」「魂祭」ともいわれる意味を噛み締める。東京ではほとんど行わなくなっていた(我が家の場合、新暦7月に檀家の寺で供養)時間の過ごし方をさせてもらっている。家族とは自らの存在に感謝し、明日への希望を繋ぐための大切な語り合いをすべき人々である。

そのお盆にしか自営業を休めない親友が、初めて宮崎を訪れてくれた。感染拡大以前から「いつかは!と話していたのだが、今年は様々な偶然や幸運もあり実現した。もちろん感染も気になるところではあるので、早く空港に到着し自ら抗原とPCR検査を受けた。30分で結果の出る抗原は「陰性」、ある意味で検査を掻い潜らねばならない時代を憂える。宮崎そのものが10万人あたりの感染者数が沖縄に次いで全国2位、県からも「医療非常事態宣言」が出されている。僕たちは適切にこの感染症を理解し、適切な方法で貴重な時間を持つことを大切にすべきだろう。爽やかな海風に吹かれて、親友との語らいも弾む。親友とは20歳頃からの親しき付き合いであるが、それだけに昨晩にも語った、「自らの20歳代」への記憶がリアルに蘇る。僕が宮崎への縁を結んだ青島の地で、宮崎の親友の店にも立ち寄る。あらためて自分はこうした親友たちとの語り合い中で、「生かされてきた」のだと実感する。

大切にしたい家族と親友
「人はみなひとりでは生きてゆけないものだから」
今日もまた宮崎の東の海上に陽はまた昇る


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