就寝時間帯と起床後の1時間
2022-08-09
睡眠こそは疲労回復と明日への希望よりよい目覚めのために何を飲もうか?
脳を休め脳内を整理してくれる時間として・・・
小欄を書き始めた動機として、朝起きた時に脳内にあることを書き留めておくという点がある。確か脳科学者の茂木健一郎氏が、「人間は睡眠中に記憶が整理され、必要と判断されたものが朝に残っている」というような趣旨のことを述べた記事を読んだからだ。毎朝、原則として起床した直後から小欄を書くことが習慣となっている。「寝起き」という意味では、あまり「雑念」もなく「虚無」な状態で書き連ねられるのではないか、と考えてブログタイトルも空海の言葉から名付けたわけである。さらにはその「虚無」の中から「実(生活)」に生きた内容に「帰る」ものがあることを理想と考えている。平安時代に唐の国に渡った空海は、驚くほどの短期間で密教の教義を修得し日本へと持ち帰った。何事も「集中」した時間の連続が、大きな成果にもなる。目覚めた脳を起こし、脳の作業台の上を整理する。その作用を伴いながら、「昨日を生きた証」として書き記す。さらには「書きたいこと」を短時間で文章化する、仕事上のトレーニングにもなっているのだ。
先週末からのオンライン研究学会に参加していささか疲れたので、一昨日の夜は9時過ぎには寝床に入り、10時には寝るようにした。これも睡眠の身体性を述べた記事に影響されているのだが、「10時から2時の時間帯」こそが「成長ホルモン」が分泌されるゴールデンタイムだと云う。疲労の回復も明日への活力も、この時間帯に寝ていることが理想のようだ。日常的には11時にはと定めているが、ついつい0時近くなってしまう場合もある。遅くなればなるほど、次の日の目覚めや仕事中の眠気に影響しているのは間違いない。ところが昨日の朝は、実に爽快な目覚めであった。やはり就寝時間帯と睡眠時間「7時間」はヒトに必要な眠りなのだろう。さらには、こうして執筆する際の「起きて1時間」の身体も大切だと云う。一般論として「目覚めのモーニングコーヒー」が有効なようだが、こちらの刺激も1時間ぐらい経過したのちに飲むのが得策らしい。よって今朝は「白湯(さゆ)」を少しずつ飲み胃腸に負担がないよう、また急な刺激物が届かないように配慮してみた。身体も脳もが起き出そうとするこの時間帯、細胞の一つひとつに水分が届けと願いながらである。
そしていまデスクの前の窓から注ぐ朝陽を浴びる
ここに書いたことを大切に生活を築きたい自分がいる
何より睡眠によって自分を大切に休めたいという思いも大切なのだろう。
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