PCは更新文房具
2011-01-07
6日(木)小欄の更新にしてもPCなくしては不可能なわけで、今や日常生活に不可欠な道具になった。十数年前に初めてノートPCを購入したとき、恐る恐るいじりながら使い方を覚えていったのが、遙か昔のことのようだ。大学院の研究室に、甚だPCに詳しい人がいて、様々にアドバイスを聞いていたが、彼は「PCというのは高価な文房具だ」と言っていた。ようやく最近、その意味が十分にわかるようになってきた。また「家電品」という概念からいくと、長く大事に使用するとい感覚も強かった。幼少の頃から居間の中心に据えられていたTVは、かなりの年数の間、自分の成長を見守っていてくれていたように思う。冷蔵庫も洗濯機もしかりである。また古びたカセットステレオとかラジオの類も、長年使い込んで壊れる心配なども殆ど無かった。しかし、壊れる壊れないは別として、PCの場合は「家電品」のように長く使うのは不可能なようだ。
OSの新規版や、ソフトの対応度等々。約3年も経つと次第に機会がソフトに対応しなくなる。研究室の「PCオタク」は、「3年使えば更新ですね」とかなり前から豪語していた。それを言われたときは、「いやいや、自分は大事に使用してもっと長く使おう」と反論的な意見を持っていたが、「大事にする」という感覚だけでは、「長年使う」ことはできないことが分かってきた。PCは「更新文房具」なのだ。
この日は、家電量販店でPCの実物を見た、以前からWebのオンラインショップで購入していたのだが、実物が見てみたかった。その場で注文してもよかったのだが、店員が1人の客に対応し、なかなか解放されない。その合間にこちらにも声を掛けてくれて、いくつかの質問に答えてくれた。それでも対応が長引く客のようなので、「帰宅してオンラインで購入します」と言い残して帰路についた。実物を見るという目的は達成されたからだ。
帰宅すると店頭と同様の「新春割引価格」で、PCを購入できた。思っていたより安い価格での購入。それは小生が、自分の使用する内容を超えた機能の商品を選ぼうとしていたのを、実物を見て一つ質問するだけで改心したからだ。適切なレベルの「更新文房具」が手に入ったというわけだ。
この新しい文房具が、また自分の未来を作り上げていく。楽しみだ!
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