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天命を聞きたい

2011-01-05
4日(火)三が日は大変な混雑が予想されたので、敢えて初詣は躊躇していたが、ようやく毎年参拝する西新井大師に詣でた。4日とはいえ、それなりの人出ではあったが、境内周辺に並ばなくてはならないほどではなく、順調に護摩受付や参拝に祈願、お札受け取りまでを行うことができた。

 毎年、この本堂に参拝し、様々な思いを祈願している。無病息災は勿論のことだが、自分の心願が叶うかどうか。特に今年は、自分が今社会ですべきことは何かという、いわば「天命」を聞きたいという思いをもって、護摩祈願の読経に心を埋没させた。太鼓の連打と共に、多くの僧侶が仏前に揃う。その太鼓や鐘の音から、何らかの「天命」が聞こえるのではないかというような思いを抱きながら、手を合わせる時間が続く。要はお護摩札をいただくということは、一旦自分の心を空にして、新たに向かうべき道への鋭気を養うことに他ならない。初詣の意味は受身ではなく、能動的に自らが考える機会であると捉えておくべきであろう。

 帰宅して夜は、再び坂本龍馬関係の読書。この偉大すぎる発想の持ち主が書簡などに残した言葉の端々から、人としてどう生きるべきかを模索するヒントを探す。気分が高まった所で、「龍馬伝サウンドトラック」を流し、精神的・能動的な初詣の完結。天命はどう降りてきたか、明日からの行動そのものが物語る。
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