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原点が宿る地で憩うー「AOSHIMA BEACH VILLAGE」

2022-06-20
宮崎に来る原点となった青島
あらゆる縁がここから始まったような場所
豊玉姫と山幸彦のゆかりよろしく

日々にして祈りを捧げる場所がある。自宅から7Kmほどの海岸にあり、居住エリア内徒歩10分の高台にある公園から見下ろすことのできる青島である。周知のように青島は、日向神話の豊玉姫と山幸彦の舞台とされる神聖な島で縁結び祈願で著名である。遥か9年前になろうか、公募採用の模擬授業・面接を受験しにきた際に、前泊の夕食を摂り宿泊したのが青島の地であった。夕方16時過ぎに当時の自宅マンションを出て羽田発18:05発宮崎行きに搭乗、19:55宮崎着がやや遅延し20:10、20:35分の宮崎空港線で南宮崎まで、21:03分発の日南線で21:30分に青島駅着、などと当時の手帳の記録から判る。現地の事情がわかる今ならば空港からタクシーを利用したであろうが、全て電車を利用するあたりが東京在住の癖であるか、はてまた非常勤生活での倹約であろうか。ただ、この行程の中で夕食が摂れていない。青島駅を降り暗い道を歩いていると、明るい光が見えた店に吸い込まれるように入店した。これも今思えば10時閉店のラストオーダー間際であったということになる。絶品の光り輝く「まぐろ丼」(1200円)を食し、宿に遅いチェクインをすると「621号室」であったと手帳のメモにある。

首尾よく採用され生活の準備段階から、青島の地はまさに宮崎生活の原点になった。宿泊先の職員さんとも、この「まぐろ丼」の店の方々とも懇意になり今に至る。さらにその人の縁に発して親友となった夫妻がいる。そのホテルや海鮮料理店に隣接する青島の地に「AOSHIMA BEACH VILLAGE」というリゾート施設が、4月29日にグランドオープンした。まずはレストランエリアの開業ということで、この日は父の日ということもあり両親と義母とともにランチに出向いた。駐車場からレストランエリアへ向かう芝生と海風の吹くエリア、無駄のない素朴なインテリアの店内、まさに「日本のハワイ」を思わせるような雰囲気に浸った。コロナの規制もだいぶ緩和され客足もよろしく、しかし天井が高く広々とした店内は所謂「密」などはまったく気にならない。少なくとも青島のある海からの風が、すべてを浄めてくれるような感覚であった。その後は熱帯植物園を散策、さらに親友の「マンゴー専門店」で宮崎名産のカットマンゴーを賞味。再びこの青島で新たな展開があるのは実に嬉しいことだ。ご縁を大切にしつつ、新たな青島の可能性を見た気がした。

ご縁にはどこかしら入口がある
そのドアを大切にし続けるかどうか
あらためて豊玉姫と山幸彦のご縁もよろしく青島を愛し続けよう。


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