見逃し配信を活かして
2022-06-15
放映から7日間はスマホで簡単に時間に制約されず録画予約なども必要なく
TVそのものが退行するわけも理解できるような
仕事の時間帯にどうしても見たいTV番組がある場合、テレビ機材に接続したDVDレコーダーで予約録画というのが通例であった。録画という行為は遡ればVHSの時代を含めてもう40年ほど前からであろうか。録画をVHSのテープにしていた頃、TVと録画デッキを置く機材の周辺にはVHSカセットが溢れ出してなかなか整理がつかない状態であった。さらに遡ると録画などできない時代があった。僕などは小学生の頃、英会話教室に通い教材を聞くための「テープレコーダー」を購入してもらい、それに付属するマイクをTVに向けて録音して聞き直していたことがあった。今も覚えているのは、「8時だよっ!全員集合」で加藤茶が「ちょっとだけよ」をする音を録音して楽しんでいた。はてまた中村敦夫主演の「木枯らし紋次郎」(こちらも土曜夜10時の放映であった)の主題歌「誰かが風の中で」(歌:上條恒彦)を録音していると、映像で野宿する「紋次郎」の姿を見て思わず妹が「うち(家)だって?」と声を上げたものまでが録音された記憶がある。このように幼少時から録画して保存し楽しみたいという思いを叶えることのくり返しであった。
昨日、午後2時から放映された「新日本紀行・空海の旅」(2021年に放送した内容らしい)を観たいと思ったが、朝の出勤の慌しさに紛れて録画予約を忘れてしまった。昼前後までは雨が甚だしく、昼休みに帰宅して設定するのも儘ならなかった。そこで思いついたのが「見逃し配信」という方法、最近はよく番組の合間などに宣伝もしており登録すれば無料で利用できると云う。(もっとも当局への受信料は適切に納入しているのだが)早速に登録をするとスマホ用のアプリまであって、様々な番組が放映から7日間はWeb上で配信されているというものだ。これは誠に便利!日曜日早朝の「短歌」も早起きせずに学べ、吉田類さんの「日本百低山」も昼休みに興じることができる。もはや指定された時間に目当ての番組を、無理して観る必要もなくなったというわけである。中高生頃までVHSさえもまだない頃は、いい番組があると無理して学校から早く帰ったりした過去が嘘のような夢の番組配信システムである。これでこそ「受信料」の「元を取った」気が十分にしてくるというものだ。今後は「録画予約」に悩まされず、様々な番組を見逃すことなく楽しめる。
コロナ禍でさらなる進化をしたWeb配信
時間に制約されず自分のスタイルを貫ける
BSで放映される有料番組を楽しむ時間は僕にはなかった。
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