サングラスとサファリハットで歩く
2022-06-13
つば広12cmで紫外線対策を顔も首筋も影となり傘のような効果
身体に有害な紫外線をなるべく浴びぬように
南九州も梅雨入りが宣言されたが、途端に大変に強い陽射しの日曜日となった。梅雨に関しては先に関東地方に宣言が出され、日本列島の西から東という気象の原則が崩されたようで地球規模の気候変動を憂えざるを得ない。東京より1200Km西で緯度も違う宮崎では、気象面で違いを覚えることも少なくない。移住した際から気をつけていることは紫外線である。少なくとも日中に屋外を歩くにはサングラスは必須、かかりつけ眼科医の定期検診でも白内障の予防のためにも紫外線を防ぐことが推奨されている。最近は特に通勤を含めて歩く習慣が根付いたため、強い陽射しに晒される機会が多くなった。ウォーキングの際にはスポーツサングラス、通勤の際には通常の眼鏡にサングラスレンズのクリップを装着している。サングラスというものは何となく「格好つけ」とか「ブラック」な印象を伴い、場合によると勘違いを受けやすい代物である。だがこの「クリップ式」であればすぐに黒いサングラスレンズのみを跳ね上げて、通常の眼鏡の状態で人と向き合えるので誤解は少ない。というよりもむしろサングラスもしない人々に「大丈夫ですか?」と問い掛けたくもなる。オーストラリアでは環境や社会的意識が高く、小学生が通学時にサングラスを義務付けられていると聞いたことがある。日本では高校野球をはじめ部活動での使用に物議を醸すほどに、意識の次元が違う。
紫外線の影響は眼のみならず、肌にも大きな悪影響がある。ウォーキングの際に今までは野球帽を使用していたが、前のみのツバでは不十分だと思うようになった。そこでWeb通販で「サファリハット」なる代物を発見し購入、ツバの幅が12cmと広く360°に渡るため耳元・首筋までも影になる。まあ簡単にいうならば「麦わら帽子」の体裁を整えた感じであるが、左右のツバをボタンで止めれば「テンガロハット」のような形で被ることができる。ほぼほぼ小さな傘を頭上に載せている印象で、昨日にウォーキングの際にデビューさせたがなかなか効果は上々だ。また僕の場合、帽子のサイズが幼稚園の頃から大きく、今回も60cm〜65cmという物を探しての購入となった。サイズが小さいと被る際に髪の毛を押し潰し、ペチャンコになるのを嫌うという意味もある。そんなわけでサングラスに黒のサファリハットという男が、この街を歩くことになった。道で出会う幼児などの反応も、以前より特異なものを見るような感じを受けた。サングラスへの誤解もなきように、日本でも紫外線への意識をもっと多くの人が高めるべきであろう。
この日は短歌に取り組んでは歩きのくり返し
歩いた際にふと短歌が浮かぶことも少なくない
1日総計歩数は15774歩のサングラス・サファリハット歩きであった。
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