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飛び石連休谷間と移動・観察のこととか

2022-05-03
なぜか?講義日であるのに閑かな大学
帰省した学生など諸々の確認なども
もはや移動のリスクより検査の徹底では・・・

今週は月曜日と金曜日が、すっぽり連休の谷間になっている。かつて東京で中高教員をしていた頃、生徒募集とか部活動で多くの他の私立学校の先生方に知り合いが多かった。諸々の情報源として大変に有意義であったが、時に連休の谷間に「創立記念日」を移動するなどして上手く「埋める」学校があることを知った。暦の上では「谷間」であっても、その学校は小さな長期連休で部活動でも教員の研究活動でも有効に時間を使用できると羨ましく思ったことがあった。一般企業ではそうした措置は一般的かもしれないが、今回の場合も「10連休」というわけで「初夏休み」の様相があって好ましくも思う。桜が散った後の4月が甚だ慌ただしく過ぎ去ることから、一旦停止して体制を整えるのには格好の連休となる。僕などもようやく自分の研究に向き合える時間を確保し、芸術文化に心を癒す連休前半を送ることができている。半期15回講義必須となってから、私立大学の中にはむしろ土日祝日まで講義日にして半期末を従来通りにする大学もあるが、何が良いか悪いかは物の考えようだと思うのであるが・・・。

新年度開始は新入生にとっても疲労と郷愁の募る1ヶ月であったのだろう。どうやら、帰省するという学生もチラホラいるという関係の連絡を受けた。全学の規定で「離県すると1週間は自宅観察」(附属図書館の場合も1週間経過しないと入館禁止にしている。)となっていることから、先週の連休に帰省した学生は今週が「待機期間」となる。遡れば今年度は、入学式・オリエンテーション後の授業開始にあたり即座に「対面講義」が開始された。昨年度までであれば、多くの学生が「離県後」ということで2週間とか1週間は「遠隔講義」という規定が全学的に実施されていた。要するに全体で「待機期間」を設けていたことになる。しかし、今年度はたぶん全国的に「原則対面」の方針が出されており、全学での「待機期間」は実施されなかった。それはそれで2年間のトンネルから解放された感があるのだが、根拠なき「待機」という施策がトンネル内に設置されていた標識のように残っているように思われる。今年度は対面研究学会なども開催予定である、そこで大切になるのが「検査」ではないかと思っている。諸外国ではお隣の韓国も含めて「マスクなし」を議論する段階に至っている。この国では「マスク」の着用義務などは引き続きで問題ないとしても、感染拡大の当初から一向に進まない「検査」への意識をもう少し高めるべきと思う。宮崎空港や各駅では「移動」した県民対象に「無料検査」を受けることができる。抗原検査なら20分程度で結果を知ることができ、PCR検査でも午前中で翌日、午後は翌々日に結果がWeb上のシステムで確認できる。もはや根拠ある「With Corona政策」を各所が実施する段階になったことに自覚的になるべきだろう。

季節的にも連休は実に良いシステムだ
学生も教員も各自なりに有効に使うべきだろう
連休中盤、谷間での水の味わい。


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