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みやざき国際ストリート音楽祭2022

2022-04-30
いくつかの街中拠点で音楽の響き
未だ感染者数は高止まりながら屋外会場の利点を
人々の心を豊かに癒す音楽の素晴らしさ

連休初日、朝から激しい雨音を寝床で聞き二度寝。今月は新年度の始まりとともに諸々の書類に追われやや厳しい1ヶ月であったゆえ、少しは身体を休めようと思う連休である。短歌や評論の〆切であれば、どこか心の中でその圧迫を楽しめるものだが、どうも仕事上の書類は追われる気分が否めない。そんな意味で実にありがたいタイミングで連休に突入したとも言えよう。午前中はゆっくりしながら、連休中の計画も考える。妻の誕生日も近いので、宮崎国際音楽祭の「スペシャルプログラム」のチケットを入手。生憎、誕生日当日は仕事と言うので前夜祭という意味で、映画音楽をオーケストラが演奏し「May.Jさん」が歌うというプログラムの席を予約できた。連休中はこれを楽しみに過ごせるのも良いタイミングだ。昼前後から実家に行っていた妻から連絡があり、この日の「みやざきストリート音楽祭」に行ってみようかと言う。幸い昼頃から雨も上がり薄日が差してきた。

コロナ以前は宮崎市中心街の橘通りを車両通行止めにして開催されていた「ストリート音楽祭」、この2年間は自粛傾向もあって僕自身がなかなか街中へ出向くこともなかった。3年ぶりに行ってみると県庁前以外の道路は車両が通ったままであるが、各ポイントで様々な演奏が為されていた。軽快なジャズの響き、小さなユニットの澄んだ歌声、やはりライブで音楽を聴くのは魂が燃えてくるものだ。この2年の間、オンライン演奏などの試みも実施されいくつかのものを観たことがあるが、やはり音楽はライブでないと魂まで響かないことが実感できた。次第に夕刻になり最後のプログラムには、以前に日向市の店で友人になった「小田加奈子さん」が出演するというのでニシタチ一番街のステージへ。保育園の頃から歌手になると言っていたという歌声が響き渡り、宮崎に取材したオリジナル曲が演歌のこぶしよろしく街に響き渡った。終演後にご挨拶を交わしたが、こうした人と人との繋がりの深さが宮崎の密度の濃さである。かくして音楽に浸り豊かな連休が始まった。

「お勉強」よりも大切な芸術文化体験
県内の多くの子どもたちにも体感してもらいたいものである。
この連休は芸術・文化体験を大切にしてみようかと思っている。


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