休日も初動が大切なのだろう
2022-04-25
金曜日の夜を充実させたら週末が長く1日に1万歩歩くには朝の3000歩が最後に決め手に
何事も行動するのは「いま」である
なぜかこの週末は長く感じられた。たぶん金曜日の夜を充実させ、土曜日は学会にオンライン参加し、日曜日は課題となっていることを2つも消化できたという内容の充実度がそう思わせたのであろう。何をするわけでもなく朝寝をしていたずらに過ごす週末は、サザエさんの最後の歌を聞く際に虚しさが込み上げてくる。身体を休めつつも心が解放されることを上手く取り込むのが、休日を有効に過ごす術だろう。その中でも肝心なのは「初動」、今回も何より金曜日の夜がこれ以上なく充実していた。例えば、土曜日に半日を寝てしまえば週末は「1.5」となるが、 金曜日の夜を充実させると「2.5」に膨れ上がる。「家に帰るまでが修学旅行」という学校のいい古された訓示の反転として、「週末の入り口は金曜日の宵にあり」と考えるのは素敵だ。さらに言うならば、研究学会という半分は仕事のような時間が土曜日にあったことで、土日の使い方が上手く分担できたのも充実を実感した要因だろう。
雨の週末だったゆえに、空ばかりを気にしていたらきっとサザエさんの最後の歌が空虚に聞こえたであろう。天候ばかりは恨んでもどうにもならない、ならば「晴耕雨読」ではないが学会や歌作に励むのがよろしい。美味しいものを食べて、良い本を読み、良い音楽を聴いて、良い映像を観る。外は雨ながら、晴れ渡るような気持ちにしてくれる芸術がそこにある。「晴耕(晴れたら屋外で農耕に勤しむ)」の部分が「仕事」であるならば、「雨読(雨が降れば屋内で読書する)」の部分が「趣味」ということにもなるだろう。「趣味」といっても「仕事」や「生き方」に無縁ではなく、その充実度が「生き方」や「人間性」に大きく反映するはずである。新聞や本を読まず音楽を聴かず、ドラマや映画も観なければ、やはり生きている上で向き合う人の気持ちはわからない。研究一辺倒な生き方が空虚だと思うのは、まさにこの部分ではないかと思う。どの分野でもあれ、「研究をしてどうして人の気持ちがわからないのか?」と思うことも少なくない。さて、いずれにしても初動である、来るべき連休は飛び石だが28日あたりの過ごし方が要諦になりそうだ。
休日を楽しめるプログラムを
「仕事」がなくなってもやることが一杯な人生を
1日でいえば「この朝」を大切にしたいものである。
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