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日々の積み重ねが生み出すもの

2022-04-11
日々のルーティンで積み重ねるもの
「短歌は一日作らないと下手になる」
小欄・珈琲・ストレッチポールにウォーキング

牧水短歌甲子園の審査員として毎年、日向市に来訪することから懇意にしている歌人・笹公人さんが、今年度のNHK短歌選者として第2日曜日の朝、Eテレの放送に出演する。以前から第1回の放送を楽しみにしていたが、思わぬことから自家用車の車内TVで観ることになった。今年度は他の選者も栗木京子さん・佐佐木定綱さんと知り合いばかりで(他1名は江戸雪さん)、日曜日の早朝6時の新たなルーティンを築くべきと思っていた。佐佐木幸綱先生曰く「短歌は一日作らないと下手になる」と、筋肉が使用しないと衰えてしまうように短歌作りの頭も1日で退化するというわけだろう。また短歌は、自分がどんな状況にあろうとも作ることができる。苦境に陥った方がむしろ素材に恵まれたと考えることもできる。まさに生活の一コマに短歌があれば、繊細に丁寧に生きることができるというのは、こういうことだろう。こうした日々の積み重ねでしか、行くことのできない境地がある。

小欄も干支一巡を越えて毎朝書き綴っている。何が得られるか?とか利害関係や損得勘定ではなく、もはや生活の一部である。時折、「あのフレーズはいつの講義や歌会でのことか?」と思った時、小欄に検索をかけると保管されていて便利に思い返すことができるという利点はある。また毎朝、小欄を記す際には一杯の珈琲を飲むのだが、時折その積み重ねがどんな影響を身体に与えるのかが気になることがある。さらには小欄を執筆後のルーティンであるストレッチポールとウォーキング、首に背骨や腰の状態は整えられ身体も柔らかく保持し、朝に歩くことで脳も活性化しているように思う。年に1回の人間ドッグでは、こうした効果が出ている数値が昨年末に明らかになった。誠に積み重ねでしか得られないことがあるものだ。同様に無意識な積み重ねで築いてしまっている負のことはないか、と考えたりもする。健康はその際たるもの、食事の回数や仕方、珈琲など嗜好品の摂り方、睡眠の取り方や就寝までの過ごし方など、あらためて自らの日々の姿勢を点検してみようと思っている。

千里の道も一歩から
物事は簡単には築かれない
「今日」を点検し健康に生きるために。


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