研究室あれこれ年度末
2022-04-01
水道の水圧が下がりすげ替え工事マイク・スキャナー・照明などオンライン対応備品
年度末を迎えて諸々のご挨拶などもいただき
朝、研究室に行くと既に工事業者の方が作業をしていた。各研究室には洗面台があり水道が使用できるのだが、昨年末ぐらいから水圧が下がり出が悪くなり、手やコーヒーカップを洗うのもままならない状況になってしまった。仕方なく学部事務へと相談すると、技術関係の職員さんが応急処置はしてくれた。それでも「チョロ」が「チョロチョロ」になった程度にしか改善されない。どうやら僕の研究室のみならず、同階の同方向の配管に接続される部屋部屋を同時に断水しないと改善工事が望めないらしいと聞いた。先月来、同階同方向の先生方に一斉に調査がなされ、不具合がある部屋の水栓工事が為されることになった。その工事当日を迎えたわけである。工事は迅速に実施され、業者の方から配管内が黒く水垢で容積が圧迫されているものを見せていただいた。水圧が回復するということより、この汚濁な配管を通った水で手やカップを洗うことが回避できることの方に安堵を覚えた。業者が帰って水栓をひねると、飛び出すほどの水圧に驚かされるほどであった。
数日来の研究室整理も大詰め、書籍を整理して配架し直したり、過去の資料の裁断などに追われた。それにしてもこの2年間で、研究室も様変わりしたものと思う。オンライン講義が大半を占めるようになり、スペックの高いPCと机上の照明の充実にかなり努めた結果である。また個人的なこだわりもあってマイク類が、複数台も机上を占めている。さながら個人机の周辺は小さなスタジオのような趣になった。学生との面談スペースは最低限で確保しつつ、緑の養生テープで僕しか入れない区域と交流区域、来訪者が入れる範囲が示されている。感染症対策の「いろは」であるゾーニングを施し、入口付近には消毒液も常時設置している。2022年度は主に対面講義という方針が出されているが、現状で研究室という空間でどれほどが学生らと話ができるかは未知数である。それにしても、整理整頓と掃除がなされた部屋は気持ちがよい。新年度は新入生の支援教員も担当し、新たな希望に出逢う春が待っている。
頻繁に使用しない水栓は水垢で詰まるのだと云う
人と人との交流もスムーズに水が流れるように心がけたい
帰宅時は雨、三月尽の日は暮れた。
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