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鳥・虫たちと花々を愛でてこそ平和

2022-03-15
通勤路にいる鳥たちの歌
今年も咲いた水仙の花
居住の中に仕事、仕事の中の居住

3月ながら宮崎で28.4度を記録、これは12年ぶりということで僕が宮崎に移住する以前からあった特異なことではないようだ。地元TV局の天気予報で指摘されていたが、前週同曜日から17度も上昇したと云う。衣服はまだすっかり冬物を着ていたが、土日ぐらいから薄着を意識し始め、この日はすっかり夏物を意識せねばならなくなった。宮崎ではよく春秋の短さが言われるが、まさに「春」はあまりにも短く「夏」が来た印象である。通勤路には多くの鳥たちを見かけるが、その活動も活発になってきたようだ。その飛び方には躍動感があり、地上を跳びはねる姿も嬉しそうである。今現在、こうした鳥たちの種類を見分ける眼を持つことが大きな趣味的課題の一つとしている。鳥のみならず虫たちも一気に顔を覗かせ、小型の蝶は舞い、玄関前では耳に聞こえる羽音がしていた。待っていた宮崎の自然が一気に動き出した。

鳥や虫たちのみならず、花もあちらこちらで目にする。自宅の庭の植え込みにある水仙たちが、嬉しそうな笑顔を覗かせた。整備をしようと思いつつなかなか着手できない庭の植え込みであるが、当初から植わっている球根が毎年必ず裏切ることはない。その白い花びらと花芯の黄色との取り合わせは、明るい春を深く実感できる。ちょうど昼食を取りに帰宅すると、タイミングよく母が散歩がてら水仙の花を見に来た。春の花はこんな小さな偶然を引き起こすもので、やはり花のある生活は潤いがあるものだ。人間はともすると、自らの命への自覚が薄らぐ場合が少なくない。だが身近に花があれば、朝晩の水やりがいかに大切かがわかる。生命への敬愛の思い、人ひとり、鳥一羽、虫一匹、そして花一輪を大切にしようと思う気持ちが世界平和への道だろう。自然が踏みにじられるというのは、人間そのものの存在の否定に他ならない。ウクライナに真の春が一日も早く来ることを願い、自分の周辺にある鳥虫花を愛でるのである。

確定申告も期限を目前に完了
次年度への声を多く聞くようになった
「重いコート脱いで出かけませんか」


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