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さらなる感謝の年のために

2022-01-01
大晦日暮れ行くまでも大掃除
生活の場としての家にも感謝
卒業生から嬉しい報告もあり

最近はすっかり年の瀬の雰囲気も変わった。あれはまだ昭和40年代だっただろうか、3階建ビルであった自宅の屋上に木造6畳間ができた。その内装を休日に父が全て施工して、僕の勉強部屋となった。この部屋に移ってからというもの、親からの独立感というか自立心が大いに刺激されたのだろう。書棚に次第に並んでいく本を買うことも趣味となったし、眺望がよいので特に東側が開けていたゆえ朝陽を見るのが好きだった。それゆえか『枕草子』の「春はあけぼの」を中学校で学んだ際には、誰よりも実感があったように記憶する。こうした読書への興味と空を見上げるという効用とともに、僕自身が身につけた習慣が部屋のレイアウトや「掃除」である。机の位置はどの方向が集中できるか?とか、枕はどの方向とか?季節や受験期などに応じて模様替えを行った。さらには日頃からの整理整頓と掃除、特に年の瀬の大掃除にはこだわりが根付いた。中高生頃には自分の部屋のみならず、自宅の居間や階段まで徹底した大掃除をするのが好きになっていた。このように考えると、恵まれた環境を与えてくれた両親への感謝に堪えない。今、こうした仕事をしているのも両親の恩恵に依るところが大きい。

前述のような習慣へ回帰すべく、今年は特に大掃除を頑張った。29日ぐらいから世間は「お休みモード」であるが、大晦日まで掃除を続けた。新刊著書の関連資料を一まとめにする書棚を作り、月刊の短歌誌を読みやすい位置に配列し、書斎の整理には多くの時間を割いた。かつての実家の部屋と同じく東側に透明硝子の窓があるため、やはり朝陽が眩しい書斎で毎朝のように希望の光が見える。様々な書類を整理するうちに、昨年にお世話になった人々への感謝が湧いてくる。次第に整えられた机上に今こそ読みたい本を並べると、あらためてまた原稿が書きたくなってくる。こう考えると、環境こそが人の仕事の未来を創るのだと思えてくる。さらには居間の模様替え、硝子拭き、玄関の扉や門柱の掃除まで、大晦日でもやれるところまでやるうちに日が暮れた。この気分はなんだろう?新たな2022年へ向けての英気が養われているような気になる。掃除によって過去の忌むべき「気」は取り払われ、新年に向けて好ましい「気」を呼び込む。いずれも出逢う多くの人々への感謝、それはまず身近な環境への感謝なくして表現できないだろう。紅白を見つつ「あいみょん」という歌手が卒業生に似ていると妻と盛り上がり、当人にLINEをする。すると3倍ほどの「嬉しいニュース」が返信にあり、2021年から2022年へ向けて、やはり大きな感謝と希望の年になるのだと予感した。

2022年(令和4年)始動!!!
さらなる感謝を重ねる年へ
本年も、どうぞよろしくお願い申しげます。

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