かけがえのないパソコンに愛を込めて
2021-12-29
今朝、スイッチを押しても起動せず宮崎での9年近くを支えてくれたパソコン
小欄をはじめ研究学会や宮大短歌会歌会オンラインなども
先ほど、小欄を書こうとして書斎のパソコンスイッチを押すと、ウンともスンとも言わない。電源コードを一旦外して、再びスイッチを押すなど試みたが起動せず。過去に一度作業中に急にブラックアウト画面になってしまったという衝撃の経験があるが、今回は予告なく次第に衰弱した果ての結果かと比較的冷静に受け止めている。それもデータの多くはクラウド保存してあり、失われたものはほとんど無い。今もこうして小欄を書き記しているのは携帯用タブレットを使用してのことで、研究室のパソコンを含めてバックアップ後継機を複数台持っているのも心強い。その多くがWeb上のクラウドで繋がっているため、小欄の原稿を含めて確保されているのだ。過去のブラックアウトの際は大学院生時代で、もちろん外部媒体にデータは保存していたが経済的に苦しく両親の支援によって新規購入したのが思い出される。あらためて僕が研究へ踏み出す一歩を、心から支えてくれた両親にも感謝をしたい。
思い返せば今朝眠ってしまったデスクトップパソコンは、宮崎に就任した際に購入したものだ。当初はテレビ機能として使用したり、生活そのものを支えて来てくれた。毎日はこのパソコンと向き合うことから始まる。研究論文の多くは研究室のパソコンで執筆したが、自宅にこだわって作成した短歌関係の文章はやはりこのパソコンにお世話になった。何よりここ1年半ほどは、オンライン学会や会議が全盛となり、休日の学会や夜間に行われる編集会議などは自宅で参加したいゆえ、同時双方向会議システムの動作でかなり負荷をかけたように思う。昨年秋の「中古文学会」パネリストとしての登壇は大きな業績となるとともに思い出の学会経験となった。また宮崎大学短歌会歌会でもほぼ毎月2回ほどはこのパソコンによってオンライン参加してきた。学生たちがコロナ禍でも短歌を詠み続けることには、僕自身も励まされてきたものだ。既に僕自身の目であり耳であり手であるパソコンの思い出は尽きない。などと小欄を記しつつ、Web記事で「電源が入らない場合」の記事を見たりして未練がましくパソコンの蘇生を試みた。すると!なんと!昨日の掃除で画面裏側の電源コードが少し外れているのに気づいた。差し込み直すと、どうやらまだ老衰ではなくパソコンは目覚めた。僕の早とちりであったが、僕の一部であるような大切なパソコンの貴重さを実感できる朝になった。あらためて可能な限り大切に使用したいと思う。
さらなる入念なバックアップの充実を
パソコンは大切な相棒である
いずれにしても、過去の両親への感謝を思い出させてくれたのかもしれない。
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