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クリスマス・イブに感謝を!

2021-12-25
今年に叶えられたことへの感謝
支えていただいた多くの人々の顔を思い浮かべ
妻が「出版記念」とメッセージ入りのケーキをサプライズ

「クリスマスをどう過ごすか?」幼少の頃からの永遠の疑問といってよいだろう。幼稚園の頃にこの時節になると毎年、紙芝居『マッチ売りの少女』を園長が熱演してくれた。厳しい生活に苦しむ少女が「マッチ」を街で売り歩くが思うようには売れず、寒い夜にやむを得ず売り物のマッチを擦ると祖母などの姿が浮かび、夢と希望の世界に誘われるという話だ。そのマッチを擦る場面で紙芝居上でありながら本物のマッチを園長が擦る熱演には、園児として驚嘆の声を上げたことを記憶している。小さな灯火でも大きな希望となり、それを支えてくれているのは祖母など自分の 存在がこの世にある上で欠かせない親族であること。園長は講話をしたわけではないが、そんな家族の大切さや生きることの尊さを幼児ながら感得できたのであろう。時代は1960年代から70年代に入るころ、毎年のようにクリスマスは家族で過ごし新築の自宅が叶い今思っても両親に感謝に堪えない日々であった。新刊著書にも記したが高度経済成長と家族のクリスマスというのはある意味で、この国が豊かに戦後復興し均衡の取れた真っ当な社会を築いていた貴重な時代だったのかもしれない。

「1980年代の恋人たちのクリスマス」に学生時代を過ごせたのは幸か不幸か?新刊のご感想も各方面からいただいているが、「(我々は)よい時代を生きてきました」というメッセージには共鳴するものがあった。しかし「バブル崩壊」に象徴されるように勘違いをしてしまったこの社会の方向性は、今もなお修正されることなく歪んだまま「真っ当な心」をサンタは届けてくれることは無い。だが不平不満ばかりを言っていては何も始まらない、ゆえに僕らは小さなマッチのような灯火でも希望の灯を点すべきなのだ。ある意味で今回の新刊著書は、僕自身が生きてきた時代とそれに連なる明治以降のこの社会の矛盾や利点を炙り出したとも言えるのかもしれない。ゆえに今一度、クリスマスは身近な人に感謝する日という思いを再興させるべきではないだろうか。今年一年に交流し得た人々への感謝のマッチを一本づつ擦りながら、明日への希望をつなぐ。妻のサプライズな演出は、そんな大切なことを僕に教えてくれた。この人がいたからこそこの著書が書けた、その感謝のクリスマス・イブにさらなる新たな人生の希望が見える。

父母へ祖父祖母への思いとともに
今を生きる「我」を見つめる灯火
この社会のクリスマスをより豊かにするためにも。


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