健診は親への感謝を新たにする日
2021-12-24
1年1度の人間ドッグ多くの項目が改善されて好ましい傾向
1日10000歩が築いた脚の筋肉量
誕生日前後1ヶ月に、人間ドッグを受診するようにしている。「誕生日」をただケーキを食べて終わらせるのではなく、この健康な身体をいただいた親に感謝する日にしたいがためだ。今年は予約が出遅れ、なかなか「前後1ヶ月」に受診日が取れなかった。しかしこの「クリスマス・イブ・イブ」に偶然に1席空いているというので、午後からは講義であるが一つ返事で予約した。健診そのものには大変慣れて来て、抵抗を覚える検査はほとんどない。一番精神的に負担なのは「胃内視鏡」であるが、それも細いファイバーカメラの進歩により「経鼻」によってほとんど苦痛もなく終えることができる。「バリウム」を呑んでX線台の上で二転三転するよりも、排出までを考えるとかなり楽である。人によっては「経鼻」を忌避するようであるが、先入観を配して選択したら良いと思う。かくしてあっという間に、全ての検診項目を終えたが、鼻に軽い麻酔がかかっている間は飲食ができないということで、近所の書店に自著が置いてあるかどうか?など散策をしていた。
診断コースにセットされた昼食と珈琲を美味しくいただき、その後は医師の説明。まずは「年齢にしては大変に優秀」であると太鼓判を押された。数年前はやや肝臓の数値や悪玉コレステロール値が高く出ていたが、今年はほとんど問題なく「A」判定になった。ここ数年は医師の丁寧な説明付きのコースでなかったゆえ、その高めの数値の意味がわからなかったが、どうやら「脂肪肝」になりそうな傾向が出ていたらしい。しかし、野菜中心の食事・飲酒量の減少・毎日10000歩目標の徒歩の三要素で改善したのだろうという見解をいただいた。(事前問診アンケートの項目などによる医師の判断である)オプションでつけた腫瘍関係の数値も問題ないようで、腹部超音波や胸部X線の画像をPC画面で見せていただきながらの説明に大変に納得がいった。その後は健康指導士さんの面談があり、心体組成の数値で「脚の筋肉量98%」というのを大変に褒められた。通常は「90%」が目標でなかなか到達している人は少ないと云う。「アスリートで110%程度」ということなので、凡人として年齢の上でもなかなかの数値である。歩くことと筋トレを欠かさないこと。脚の筋肉が僕自身の脳を支えているがゆえに、自著も完成出版できたということか。思い返せば原稿を書いていた春先に、筆が進まなくなるとよく日中の公園へ歩きに行ったものだ。「ことば」と「歩く」ことは連動している。牧水が旅を好んだのも、こんな意味合いがあるのかもしれない。
あらためて健康な身体をいただいた親に感謝
自著が生み出せたのも親のお陰である
そして食事も生活も支えてくれている妻のありがたさが身に沁みた。
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