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贈り物の向こう側

2021-12-23
著書が届いた若山牧水の曾孫さんから
お世話になった方々の喜ぶ声と笑顔を想像し
クリスマスから年末年始は「感謝」で過ごそう

新刊著書は「2021年12月24日初版発行」となっている。市中に出回る前に献本をした方々には、いち早くお贈りしてほぼ2週間が経過する。この人はどんな顔をして、どんな感想を持って読まれているだろう?そんな想像をくり返す日々である。昨日は若山牧水の曾孫さんにあたる方から、ご丁寧なお手紙をいただいた。お孫さんにあたるお母さまとそれぞれに、新刊を手にとっていただいている。「幅広く短歌に繋がる魅力」があるのは「日々学生さんと接する視点」があるという旨のお手紙の一節には、大変にありがたくもあたたかい心でお読みいただいたことがわかり大変に嬉しい気持ちになった。著書には牧水についてもだいぶ書いたが、その血を受け継ぐ方々と交流できていることは書き手として誠に光栄なことである。今後も牧水が明治生まれの近代歌人としての大きな存在価値について、評論や評釈などの仕事を重ねていこうと考えている。この出逢いに心から感謝しつつ、その手紙を何度もくり返し読んだ。

夕食後に東京の親友から電話が来た。上京の度にお世話になっているため、宮崎の味として焼酎と旬の果物を贈ったものが届いたという連絡だ。19歳の頃から一貫して変わらぬ親友との付き合い、電話の声の向こう側の笑顔の表情がよく想像できた。宮崎に遊びに来ると言いつつ、コロナ禍になってしまった。僕自身がなかなか上京できない状況が続き、親友と逢えることそのものが大変に貴重なことであることをお互いに悟った感じがある。「親友」の「親」が40年に近い付き合いの中で真の意味がわかって来たような感覚だ。宮崎の親友の店で果物を手作り感あるように詰め込んでもらい、また社長も杜氏さんとも親しい酒蔵の焼酎を贈った。人の付き合いから人の付き合いが笑顔で連鎖していくような思いで、クリスマスに感謝の思いが届けられる。人生は人との出逢いそのものであるように強く実感する。贈り物で喜んでくれる笑顔を思い、幸せを噛み締めるのがクリスマスであるのかもしれない。

贈り物の果物が「どれもハイレベル!」と喜びの声も
親友の落語家は、新刊を諸々の場所で紹介してくれると云う
2021年のありがとうの思いをここに。


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