外国語もまた思考を形成する
2010-12-15
14日(火)早いもので、毎週火曜日の英会話教室が年内最終回だった。週に1回だけ2時間にわたり英語だけで「会話」する時間となる。「会話」は即ち「思考」にも置き換えられる。この時間を重ねていると、次第に考え自体が「英語」で行うようになっているようである。この日は、特に会話レベルの高い見学の方も見えたので、余計にそのような思考が高まった気もした。同時に、通常はクラスの中で未だに甘えている自分にも気付く。いつしかクラス環境や講師にも馴れ合いが出てきてしまい、自分で語彙や文法を確認し、作文して表現力を磨くことを怠っていたのを発見する。改めて、この英会話教室の冬休みである1ヶ月間に、語彙などの鍛錬を積もうかと決意した。また、日常的に何らかの英作文を行うことが実に効果的だとも思った。
クラス終了後は、恒例となった講師との忘年会。いつも行く居酒屋の奥座敷に上がり込み、しばし酒を片手に胡座を組んで、英語で会話も粋なものである。最近、大のお気に入りとなった「獺祭」があったので、講師にも勧めて美味しい酒を酌み交わした。そんな中でも英語で思考しようとする自分がいて、その自分が妙に楽天的で前向きであることも発見した。酒の助力で、英語の発言もテンポがよくなって来る自覚がある。
カナダ人の講師が、けっこう日本酒好きであることもわかり、今宵はほろ酔いを通り過ぎた。時間も終電間近になってしまっていた。しかし、これほど英会話講師と級友と親しく英語で会話できる環境は貴重だ。
JRから地下鉄に乗り継ぐ駅まで来ると、終電が無くなっていた。仕方なく30分ほど冬空の中を歩きながら酔いを覚ました。途中からはジムに行き来する道なので、歩き慣れてもいる。寒さよりも英語による思考で、心温まる夜風であった。
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