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「セッション」から生み出されるもの

2021-12-04
(1)議会・会議、また学校の授業などが行われること。また、その会期や期間の一くぎり。
(2)音楽で、演奏のために演奏者が集まること。
(3)コンピュータで、アプリケーションプログラムの使用開始から終了まで一連の作業。
(『日本国語大辞典第二版』より)

すっかり(2)の意味、ライブハウスなどで互いの演奏を聴きあうことと思っていた。楽器の演奏などは特に自己満足にも陥りやすく、他者の演奏を聴くことで自己の物足りなさを感じ新たな発見があるものだ。響き合う聴き合う感覚が、自己の相対化を促してくれるわけである。異質だと感じても拒否せず聴いて受け入れていく、そこに創造されるものがある。適切な翻訳日本語が見当たらないのだが、この「セッション」と思える機会がこの日は3回もあった。朝一番は九州地区国立大学法人の当該分野担当者が集まるオンラインセッション、「九州の中の宮崎」が意識できオンライン効果も相まって距離を超えた新たな試みが展開し始めている。同じ国立大学法人とはいえ、各大学の実情を擦り合わせていく感覚はまさに「セッション」である。

昼を挟んで、本年開催された「国文祭・芸文祭みやざき2020」の振り返りと今後への課題などを、県庁のご担当者とまさに「セッション」する機会をいただいた。今回植えられた多くの種が、宮崎県内で発芽し葉となり花となる未来へ進んで欲しい。自由な発想で語らせていただいたが、「短歌県みやざき祭」などが恒例で毎年開催されることなどを提案してみた。そして夕刻は「附属図書館学生創発活動ミーティング」、ただいま工学部大学院生らと僕のゼミ生らの「セッション」プロジェクトが進行中だ。年末を迎えて年度内に何らかの成果を出す方向性とともに、次年度へ向けて継続的に開発すべき内容が自由な発想で語り合う機会となった。工学の音の響きと教育国語の響きが重なり生み出されるものは何か?乞うご期待である!

要は「人と人」が生身の心を分かち合うこと
相手を尊重して受け入れること
様々な音楽の響きを聴いて生きてゆきたい!


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