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本が生まれる『日本の恋歌とクリスマスー短歌とJ-pop』

2021-11-16

最終ゲラ校了提出
出版社へ装丁や帯のデザイン打ち合わせ
いよいよ新刊の産声が近づいた

2年前、まだ僕たちがまったくコロナを知らない頃のことだ。翌年に控えた「国文祭・芸文祭みやざき2020」のプレイベントを開催すべく、県庁のご担当の方と相談を始めた。県民が身近に「文化」を感じてもらいたいという素朴な趣旨は、「まちなか書店」にて出前講義をするという形になろうとしていた。書店さんもなかなか乗り気で、いわゆる産・官・学のささやかな連携が芽生えようとしていた。12月14日と21日の2日間、クリスマスツゥリーが輝く市内の書店2箇所で講義を行った。1回目には親族や学生たちも多く来場、そして2回目はお忙しい中を伊藤一彦先生が聴きにいらしてくれた。その後、伊藤先生が折に触れて「講義内容を出版すべきだ」と背中を押してくれた。そうこうするうちにコロナに急襲され長いトンネルに入り、学部教務学生担当の仕事に忙殺される日々を送る。役職の任も第3波の高波からも解放された2020年秋頃から、学部重点経費の獲得・地元出版社などとの交渉が始まった。

2021年が明けて仕事始めの日であったか、東京で学術雑誌等でお世話になっている出版社に企画提案のメールを入れた。かなり即座に返信が来て、提案に深い興味を示していただいた。僕としては当該出版社の「新書」シリーズで可能ならというつもりであったが、判も大きく字も読みやすい、表紙もオリジナルなデザインにできる「選書」シリーズでの出版を提案いただいた。腹案として抱えていた原稿ではページ数も内容も貧弱であるゆえ、春を待ちながらの2月3月は原稿の増補加筆に必死に取り組んだ。「完全原稿」が形作られて新年度を迎え、その後は著作権許諾や諸々の微調整が続く。著作権を協会対応していないミュージシャンの事務所に、許諾を懇願する手紙なども書いた。かくして燃える夏を過ぎた頃、原稿はゲラとなって校正作業の開始。再び学部の役職に就いた中を、引用資料とゲラとの睨めっこが続く。初校の修正を返送し最終ゲラが手元に届くとともに、表紙や帯のデザイン案が提起された。同時に俵万智さんに原稿をお読みいただき、ありがたき「帯文」を頂戴した。かくして最終ゲラと装丁の決定のため、昨日は出版社に赴いた。担当の編集者も研究学会での知人と同級であるなど、ここでも縁に恵まれた。こうしてコロナに向き合いながらも、2年越しの願いが今現実となり1冊の本が生まれようとしている。

新典社・2021年12月24日刊行・¥1700ー
『日本の恋歌とクリスマスー短歌とJ-pop』
乞うご期待!!!


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